シアトルにいてもずっと東時間に居たはずだけど、
それでも徹夜フライトに2回の乗り換え、しかも
赤ちゃんが2度とも隣に座って眠らせてくれなかった。
ということで昨日寝不足だったので、今日回復に
努めようとしました。
しかしうまく眠れない。うーん、どうしたことか。
年とると寝たいときによく眠れないんだよね。
そんなんでなんとなーく、だるい一日を過ごしました。
あまりご飯も食べなかったし。面倒なので食事も外で
買ってきたお寿司を食べました。これはよかったかな。
健康がすぐれないときの日本食は身体に優しい気が
するし。
明日からまたラボ、がんばらないと。
取り急ぎ無事コロンビアに戻ってきました。いろいろと
不思議な手違いがあり、2度乗り換える羽目になったけ
ど、フライトそのものに遅延もなく帰ってきました。
シアトルと比べるとシャーロットについた時点で暑さ
と湿気を感じました。野暮ったさも南部です。一方で
変にがさがさしてないので、楽です。言葉もこちらの
方が親しみを持てます。
そうそうシカゴのオヘア空港を経由して帰ってきたん
だけど、マスクをしている人を3人ほど見ました。どこ
の国かはわからないけれど、アジア人なのは間違いな
いです。チェックインゲートから出て来たので国に帰る
のかもしれません。いずれにせよ今回何回も乗り換えて
見かけたのはこの3人だけでした。
そういえば日本から学会に来ていた人もマスクは持って
きたものの、つける気にならなかったと言っていました。
実際会場でもつけていません。今のアメリカの状況は
こんな感じです。
2009
年05月29日(金) |
3rd day in Seattle |
昨晩は母校のパーティ、インターナショナルのパーティ、そして
ACSMの南東部に属する学校のパーティをはしごして、いろいろ
な人と話せた。特に自分のミシシッピの母校の先生や同期と
会うことが出来、楽しかった。ほとんどが3年以上会ってなかった人。
みんな年とったように見えたけど、3年ってそんなに長い年月な
んだろうか。
さて今日は朝から自分の発表でした。ポスター発表だったので
ポスター貼り付けて、自分の発表時間に立ってること1時間半。
いろんな人が立ち寄っては質問、建設的なコメントをくれて
有意義な時間でした。何人か新しい人と出会えたし、逆に
たまたま同じセクションで毎年発表してる人と「去年もおととしも
いたよね確か?」などとお互いの記憶の悪さを披露すること
もありました。今回は名前覚えたから来年は大丈夫かな。
午後はシンポジウムに少し出た後、最後の日なのでちょっと
だけ観光に行きました。悩んだけど、一番シンボル的な場所
と思ってスペースニードルへ。要するに高い建物の頂上に行っ
た、ということ。16ドル+税金は高いなと最初思ったけど、
そこからの景色がそれを吹き飛ばしてくれました。天気も最高
で海やその向こうの山々、きれいなダウンタウンの建物を
見ることが出来ました。夜来たらまたよかったかな。山はまだ
雪をかぶっていて、ひとつの山はまるで富士山みたいでした。
機会があったらまた来よう。
2009
年05月28日(木) |
2nd day in Seattle |
Although I went bed around 1:30am, I woke up
at 5:30am, showing that my brain is still in
the eastern time. I tried to go to sleep again
but I could not make it. So I took a shower
and had early breakfast.
There are starbucks everywhere in downtown
Seattle. If you walk up here, say, 2 blocks,
you can see starbucks. In fact, starbucks
dominates this area. It is amazing.
Seminar-wise, I could not happen to see many
good lectures today. I listened some of them,
and they were just OK. Hope I can get some
new info that will expand my knowledge in
my research area.
I think I'm gonna go to bed early tonight.
Even in the US, I am suffering jetlag.
Night.
2009
年05月27日(水) |
Im in Seattle |
Due to the restriced access in Japanese in this
hotel,
please allow me to write a diary in English. I
know
my Dad and Mom can't read English, so someone
kindly
translate them what I'm gonna write here.
I flew from Charlotte to Seattle today to attend
ACSM
national conference in Seattle. Although I
transited
in St. Louis on the way to go to Seattle, I
barely
connect another flight because of incremental
weather. We had to keep flying in the air to
avoid
turbulence more than 30 min, and finaly touched
down
the St. Louis airport with more than 1 hour
delay.
Even they was about to think to land on another
airport.
As a result, I didn't have time to buy dinner
in St. Lous, forcing me to explore downtown
Seattle
in the midnight after I got there. Fortunately
one
Subway was open and finally I could replenish
some calories
to my body and suppress my appetite before I go
to bed.
I will stick around in the Sheraton hotel in
Seattle two
nights and leave here Friday night. I'm gonna
present my
poster on Friday morning from 9:00-10:30am.
Hope I can meet new people there.
Thank for this stingy hotel, which allows me to
use
internet for only 45 min, i gotta go. Well, that
will
be Ok tonight since my brain is still in the
eastern
time and it should be around 3:00am there while
1:00am
here in Seattle.
Night!
2009
年05月26日(火) |
シアトルでの滞在先決定 |
ぎりぎりになったけど、明日から行くシアトルの滞在先が
決まりました。ダウンタウンのシェラトンです。もちろん自分が
お金を出すわけでなく、すでに学部で予約を取った人の部屋の
間借りをするわけです。まぁカウチか床に寝るのかなぁ。
でもよく見たらコンベンションセンターのすぐ近く。これな
ら学会の休憩時間にも部屋に荷物を置きにこれそうなこと
だけがいいことかな。
うちのラボで今月末でいなくなるメンバーのお別れランチ
がありました。彼はインドに帰るんだけど、どうやら国で
職が見つかったようで何よりです。大学で教授職が
あったとのこと。研究より教えることがメインになって
しまいそうだけど、それでもこの時期で無事仕事が
見つかって本当によかったよね。
ちなみにMayoという少し怪しいアジアンレストランでの
ランチでした。シンガポール風のビーフンを食べましたが
まぁまぁでした。
2009
年05月25日(月) |
メモリアルデー雑感 |
今日はメモリアルデーだそうです。でも不思議なことに学校は
普通にあります。恐らく連邦の祝日のはずなんだけど、学校
はある意味治外法権で、独自に休みを設定出来るようです。
アメリカ人なら誰か休む権利を主張する人がいてもよさそう
なんだけど、絶対に勝てない理由があるのでしょう。
ということでいつも通りラボに行きました。それでも人が
少ないためかいつもよりのんびりです。なんだかラボがある
建物の前の通りも車の往来が少ない気がします。休みをとっ
ている人は大半なんでしょう。
そもそもメモリアルデーは戦争で亡くなった方を弔う日だそう
です。ということはお墓参りでもするのかな?日本だといつ
にあたるんだろう?8月15日?でもその日に靖国を参拝して
しまうと「右寄り」として、白い目で見られるし、さらに要人が
やったらそれなりに問題になりそうだし。
なんだかアメリカがやる戦争は常に正義で、日本がやった
ものはそうでない、という歴史観は余りにも稚拙で受け入れ
難いものです。あくまでも書かれた歴史は主観的なもので
全くでもって客観的でない=必ずしも事実ではない、と何度
も前書いたな。でもどこかの国民は理解してない、出来ない
人少なくないんだよね。こっちにいると訳のわからない中傷
に得意でない英語で戦うこともあるのにさ。
まぁ謝って金を取ってくりゃいいじゃん?って思う人もいる
んだろうけど、そんなことしてたら民族滅びるよ。
2009
年05月24日(日) |
マスクをつける必要があるのは感染した人 |
ヤフーか何かの記事で読んだが、インフルエンザに
感染している人がウイルス拡散しないようにつける
マスクは効果があるが、感染していない人が予防に
つけてもそれほど効果がないとのこと。だから感染
した人が着けられるように、やたらめったらマスク
を買い占めることは控えて下さい、という記事だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090524-00000003-ryu-oki
実はこの事実を言った人、実名で紹介されてるんだけ
ど、厚生省のお役人とかから文句が出なかっただろう
か?だって、マスクしたって予防効果はないって
明言してるんだよね。となると、どこかが推進してる
マスクをしましょう、というマスコミも交えた大々的
なキャンペーンが実は意味がないことになるから。
でも冷静に考えると、この人の意見正しいとぼくは
思う。全く予防効果があるかどうかはわからないけど、
効果のほどは感染してる人が着けた方がはるかに
大きいに決まってるから。必要性を考えた場合、感染
した人が着けるべき。
さ、冷静になりましょ。
日本人学校で教えた後少しラボで仕事をし、その後には
お別れパーティに出席しました。1年の交換留学できて
いた子が今回国に帰る、というので、彼女のラボの周り
にいる友達が最後に主催したパーティでした。
えーっと、この会にはアメリカ人がいません。国を見て
もアジア、ラテン、ヨーロッパと多彩。今のアメリカの
研究事情をよく反映しているようです。英語もさまざま。
恐らくラテンの行事だと思われる、ピニアータを叩き割る
というのを初めてみました。中にはお菓子やらおもちゃ
やらが入っていて、実際割った人が主役のはずなのに
その人が余り取れず、周りで見た人が壊れた瞬間に
それらを拾い捲る、というものでした。なんだかねぇ
と思うも、参加者みんなが楽しめるからいいんでしょう。
あとはまったりした時間をすごして、終了。彼女にとっ
てはいい思い出になったのでは。帰国後の健闘を
祈ってます。
朝9時から3時間半に渡るラボミーティングを終え、午後にねずみ
さんの採血をし、上司に来週発表予定のポスターを見せ、さらに
来週以降必要な薬品の購入願いにサインしてもらって今日が
無事終了。今日の出来事は本当にこれぐらいしかない。
ということでウォールストリートジャーナルで読んだ話を。
医師の試験に合格した後、レジデントとして働くんだけど
その期間の労働時間のこと。アメリカでも昔は1週間で100時間
以上働くこともあったらしいが、2003年に出来たガイドラインに
よりこれが80時間に規制されたんだとか。
正確に書くとこう書いてある。
4週間以上で見た場合、平均週労働時間が80時間を超えないこと。
最大連続勤務は24時間と6時間の引継ぎ時間、つまり30時間。
でも80時間でもすごいよね。1週間休みなしでも、80割る7で11
の商がたつ。1日休もうものなら、残り6日は15時間働かないと
80時間に到達しない。それでも規制されたんだから、驚かされる。
これについて賛否両論が紙面にて展開されていた。医者も休まな
いと疲れから間違いを起こしやすいからこれでいい、という意見の
一方で、経済的に病院に年間で16億ドル程度の追加負担がかか
るとか、引継ぎが多くなって実際の医療ミスが増える、という意見も。
実際、どちらが正しいかわからないが、こっちでもこれだけ働いて
いる人がいる、ということは間違いない。これが終われば確かに
給料は平均よりいいかも知れないけど、時間と責任の重さを考え
ると割りにあっているかどうかは、個人の考え方によるだろう。
ということで自分も忙しい、休みが欲しいと言ってばかりいないで
がんばろうと思う。
ちなみにミシシッピ在住時にお世話になった方が以下のような本を
書いている。今回の新聞の記事と同様なことを医師の立場から
書かれているので、興味がある方は参考にして下さい。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4872118987.html
2009
年05月21日(木) |
マスクをするか、しないか |
先日インフルエンザ感染拡大を防ぐためにアパートの
温水プールが閉鎖された、と書いたがいつの間にか
埋め立てられ、さらに木々を植えられていた。プール
敷地内に植木、ちょっと不思議な空間。
来週シアトルに行くんだけど、ここからだと少し遠い。
行きはセントルイスで乗り換え、帰りはダラス経由。
どちらにせよ、アメリカ大陸を横断しないといけない
ので飛行機に乗っている時間も長い。
機内ではマスクした方がいいんだろうか?
マスクといえばネットでも多少話題になってる。
海外でもマスクをしているのは日本人だけだとか。
でとある文化人がそれを批判したら、逆に火の粉
が振ってきたとか。まぁ理屈を言えばマスクをす
る人の方が正しいんだろうけど、一方でマスクを
皆一様にしている、という光景も不思議に見える
のも確か。
どう対処するかは難しい所でしょうね。もっとも
ここ田舎サウスカロライナでは人口密度も低いし
誰もしてません。
2009
年05月20日(水) |
j-wave music.com直れ |
こっちにいて日本のテレビを見られる環境があってもまったく
みていないのだが、インターネットラジオは別。ラボでも聞き
流せるラジオは非常に便利で、端っこで異質な空間を作って
る。
ところが、ここ最近いつも聞いているJ-waveのラジオがどう
もおかしい。いついっても修理中。Silverlightとかいう
マックでも聞けるようなシステムを導入しようとしてるみたい
だけど、うまくいっていないのか?料金にもよるが、お金を
多少毎月払っても聞いていたい、と思うのだが、人が足りな
いのか、予算が足りないのか、それとも技術的な問題なのか。
ちょっと心配。
ということで今別なものを聞いています。bayfmのものかな。
でもリアルタイムじゃなくて、録音されたものみたい。
CMは入るのかな。今の東京がどうだ知りたいから、j-wave
の方が便利かな。
早くJ-waveのネットラジオが復旧することを祈ります。
2009
年05月19日(火) |
コモエスタ赤坂が止まらない |
♪コモエスターセーニョ、コモエスターセニョリーター♪
なんだかわからないがラボからの帰り道、コモエスタ
赤坂のメロディーが止まることなく頭をよぎり、運転
しながら歌うことに。何でこの歌が突然自分の中で
旬になったかわからない。でも逆らうことなく3回ほど
歌った。
さて実は先週、自分がラボで使っているPCがウイルス
にかかり、病院入り。一端ハードディスクの中身を
フォーマットし、あらためてWindowsが導入されて
帰って来た。マイドキュメントの中はバックアップ
されていたものの、ブックマークなどは全く保存されて
おらず、また自分で入れた必要なソフトもきれいさ
っぱりなくなった。
面倒だな、また一からセットアップするの。でも
不必要なものがなくなった分、操作は軽くなった。
これを機にファイルの整理整頓するかな。
2009
年05月18日(月) |
24最終回もまた気を持たせ |
昨晩の涼しさが今日も続いた。昼間になっても上着を
羽織った方がいいぐらいの気候。この位の温度はすご
く好きなんだけど、春は通常花粉にやられているので
それほど楽しめないのがたまにきず。でも今日は花粉
もなく非常に過ごしやすかった。
今日だけは早めに帰って24の最終回を見た。全部見て
いたわけではないので、途中???な所もあったが、
最後まで楽しんで見ることが出来た。でも最後の最後、
これはどうなるの?っていう展開。HPを見るともう
シーズン8の予定が来年の1月に書き込まれている。
ということは続編があるのか。いかに?
その後学校に戻って学会のポスター作成をやった。
残りイントロのみ、という所まできた。明日中に
仕上げて、上司に早く見てもらおう。
2009
年05月17日(日) |
曇りのち雨、外は肌寒くなり |
昨日お別れ会で遅くまで騒いでいたので、ベッドに入る
のも遅く、今日は昼過ぎからの始動。それでも起きてす
ぐ学会のポスター作りに精を出した。なかなか面倒。
効率が上がらないので、場所を代えることに。学校に
行ってみることにした。外は曇り空で蒸し暑く、結果
短パンに着替えることにした。学校ではそれなりに
集中。半分近く埋まったかな。
夜、夕飯を食べてからやろうとしたが、食べ過ぎてしま
い眠い。昨日話をしていてわかったことだが、年をとっ
て体力がなくなってしまうと、夕飯食べたあと眠くなる
らしい。やばい今の自分がそうだ。運動して体力回復に
努めないと。
そういえばさっき、久し振りの友人から電話がきた。
大変そうだけど、がんばってる様子。自分もやらないと
思わせてくれた。
今週もがんばるかな。
2009
年05月16日(土) |
インフルエンザ拡大に伴うアパート側の対応 |
豚インフルに関して、日本のほうが騒がしくなっている
が、今日部屋に戻るとアパートのマネジメントからお手
紙が着ていた。読むと、共有する施設で対応を施したと
のこと。
1つ目はジムにふき取り用のナプキンを置いたとのこと。
これで触った所は次の人の為に拭いてくれ、ということ
だそうだ。これはいいんだけど、問題は次。そこに置い
てあったミネラルフォーターが撤去された。それによる
感染を防ぐためだとか。そこまでしなくてもいいのに。
それと一つ。温水のジャグジープールが埋め立てられた。
温かい所にウイルスが蔓延すると読んだのだろうか。
折角の屋外温水ジャグジーで、冬に入ると温泉に入って
いるみたいで気持ちよかったのに。残念。
衛生に気を使ったとはいえ、ちょっと迷惑な話でした。
2009
年05月15日(金) |
クローフィッシュ エトフェ |
どうにか朝のラボミーティングを終えた後、上司に連れ
られて昼食にでかけた。自分の上司が学部でResearch
Faculty of the yearとかなるものを受賞したそうで、
そのお礼にラボメンバーに飯を奢る、というもの。
遠慮なくついていった。
行った先は南部料理のお店。5月に入って結構経つから
今回はざりがにを食べることにした。ということで
注文したのがCrawfish Étouffer。簡単に言うとザリガニ
と野菜を煮込んだスープをご飯の上にかけて食べるもの
です。
実はエトフェ、というものを初めて食べたんだけど、
結構いけました。でもガンボの方がよかったかな。
味が慣れているだけかもしれないけど。
それでもご馳走さまでした。
2009
年05月14日(木) |
恐らく採用されました |
木曜日の夜はいつも通り明日のラボミーティングの準備。
今週は手術ばかりで特にデータを出していないので、過去
のデータをあらためて整理して、何か見つけたものを出す
つもり。明日の分は問題ないけど、毎週ネタを考えるのが
結構憂鬱。
以前少しした自分の大学院入学の際のエッセイ、編集
がきて多少の手直しをしたので恐らく完了。採用された
とみた。自分の名前は出ないみたいだけど、自分の
エッセーやコメントが出ているし、大学名も出ているので
読めば自分とわかる。このままいけば6月に出版される
はずだから、もうすぐ店頭に出るでしょう。
自分で買ってみたりして。他の人と比べたらこんなんで
よく入れたな、と思うか、それとも自分のが良く書けて
いたと思えるか。
楽しみにしてよーっと。
2009
年05月13日(水) |
豚インフルと渡航制限 |
今朝も9時過ぎから今学期最後の学部生の面倒を見た。
本当はその授業を一緒に取っていた訳でもなく、TAと
して仕事を与えられた訳でもなく、ただ上司から面倒を
見てやってくれ、と振られた仕事。それにしては余りに
も時間と手間がかかった仕事だった。
でも終わった。ふう。
5月末にあるACSMの総会でも発表をする、と以前書いた。
今回はシアトルで開催されるのでアクセスがよく、恐ら
く日本人の出席者も多い、と予想していたが、どうやら
豚インフルのせいで渡航制限が各大学から出ているらしい。
仕事だし、関係ないんじゃないの?と思うんだけど。
しかも自己責任で出席した後、7日間の自宅謹慎と
言うか、待機をしないといけないらしい。
念には念を、ということなんだろうけど、どうなん
だろう。アメリカにいるけどメキシコ渡航制限なんて
出てないけど。
2009
年05月12日(火) |
豚インフルについて、地元サウスカロライナの情報より |
相変わらず時間に追われる毎日を過ごしていて、正直周り
で何が起きているかわかりません。テレビも見ず、ネットも
ほとんど見ず。世間から浦島太郎状態です。インフルエンザ
はどうしたんだろう?
ということで地元の新聞のウェブサイトを見てみました。
The
Stateという新聞です。報告によると近くのレキシントンでも
感染者が出たとか出ないとかで噂になってましたが、、、
トップ記事には何もありませんでした。ということはすでに
昔の情報か。CDCのページにいってみました。サウス
カロライナでは32例が出てます。増えてないな、ほとんど。
以前いたミシシッピはまだ0件。海外に行くお金がないのか
それとも医者にかかるお金がないのか、それとも本当に
感染者がいないのか。どちらにせよ隔離されてるようです。
ちょっとネットを徘徊するとどうやら今の所、弱毒性のよう
だし、死者が出た、と言っても通常のインフルエンザとど
のように違うのか、いわゆるコントロールというものがない
ので比較しようがないし、とにかく清潔を保ち、疲れたら
寝る、ということが大切なみたいです。
ちなみにサウスカロライナでの情報源はここ。いいこと書いて
あります。以下参照。
Several types of antiviral drugs seem to work
for H1N1 flu when taken shortly after symptoms
begin. In South Carolina, we have more than
400,000 of these treatment courses ― 10 pills
per course ― on hand. The drugs are called
Tamiflu and Relenza. The federal government
stockpiles these drugs for emergencies and has
reserved an additional 640,000 treatment courses
for our state.
はしょって書くと、サウスカロライナでは40万件以上治療
出来る余地があり、政府としてもタミフルやリレンザなど
の薬がサウスカロライナ州対象だけでも64万の備蓄が
ある、とのこと。また、
There is no evidence that you can get swine flu
from eating pork.
別に豚を食べても、豚インフルになるようなことはありませんよ。
冷静になりましょう。
2009
年05月11日(月) |
ウイルスアウトブレイク、再び |
ウイルスブレイク、と言っても豚のインフルではありません。
世間に公表していいのかどうかわからないけれど、かと
言って、また口外するな、とも言われてないので書いちゃ
うと、動物施設のある部屋でまたウイルス感染が報告さ
れました。昨夏にも発生したものが、また検出されたもの。
ずっと隠れていたのか、それとも新たに感染源があった
のか。はっきりしません。
問題なのが、感染が発見された部屋にうち、自分らが
使うねずみを増やすコロニーでも発見されたこと。感染
したねずみは使えないので、残念ながら生きていても
焼却処分になってしまうのです。実際半分近くの
ブリーダーマウスを捨てなくてはならなくなりました。
金銭的にも、今後の実験的にも問題です。
じゃ買えばいいじゃないか、という声も聞こえてきそうで
すが、transgenicのねずみをすべて買うことは出来な
いのです。世代を超えて飼育し、子孫を増やし、欲しい
遺伝子をもつねずみを実験に使う必要があります。今回
3代に自然交配をし、ようやく欲しい遺伝子を持ったねずみが
生まれた、と思ったら、このウイルスにやられていました。
上司もがっかりですが、自分もがっかりです。
どうなることやら。
2009
年05月10日(日) |
カムデン(Camden), サウスカロライナ |
ちょっと用があってカムデンというところまで車で行って
きました。アパートからだと30分くらいI-20を東に行った
ところでしょうか。毎年春と秋に、サウスカロライナカップ
といって、競馬があるところです。もっとも競馬を楽しむと
言うより、正装して雰囲気を楽しむ所ですが。
行ってみて学んだこと、サウスカロライナの内陸では
一番古い街だとのこと。もちろんチャールストンなど
海岸線の都市で古い所はあるのですが、内陸部では
ここが一番古いんだそうです。原っぱみたいな所が
のこっていたら、どうやらそこは戦場の跡地だとか。
昔ここでバンバンやってたんでしょうね。古い家が
記念館やお土産屋さんとなって残ってました。
またアンチークのお店がこんな所なのに多い。しかも
がらくたではなく、ヨーロッパ調のきれいな家具が
びっしりと並んでいる所がいくつかありました。こんな
ものをいくつか家に並べて、どっしりしてみたいものだ。
あまりここで時間をすごせなかったので、あらためて
行ってみたいものです。
最近サウスカロライナはゆうに摂氏で30度を超えて、初夏の
模様です。夜も70度台を維持し、湿気もあるので多少の冷房
がないと寝苦しいです。これが続くんだろうか?
いつも通り日本人補修校に行って教えてきました。今年は
中学2年、3年生の数学担当。生徒たちは去年から引き続き
教えているので顔なじみ。折角なので例年より早めに授業
を進めて、余裕を持って問題を解く時間と宿題をあげてます。
生徒さんにとってはいい迷惑なのかも知れないけど、折角
土曜日つぶして学校に来ているんだから、何か得て帰らない
とね。
その後久しぶりにお茶しました。最近お茶する余裕もなくて、
スタバなんぞ行ってみました。スタバという会社自体は下降
ぎみ、とのことですが、ここでは競合であろうダンキンドーナツ
やタリーズコーヒーなどがほとんどなく、まだまだその牙城は
問題なさそう。飲みたければ安いコーヒー屋さんもあるわけ
だし。
夜は夜で友人をおなべをともにし、楽しみました。遊びすぎ
た感があるけど、来週がんばるからいいわけです。
今週もどうにか金曜日の午後が来た。いつも書いている
けど本当に1週間が終わった感じがしてうれしい。大袈裟
でなく今週も生き延びた、と思うとほっとする。
さて夜に今回卒業した自分の学部の大学院生のパーティ
に誘われて行って来た。彼らは修士課程の学生で、上か
ら物を見るつもりはないんだけど、少なくとも1つ、
多い人は4つ、自分が授業を担当した生徒たち。ほとんど
はラボだったけど、その分講義より話す時間はあったし、
質問やラボレポートの採点を通じて何度もメイルの交換も
した。自分もまだ未熟なんだけど、その中でどれだけの知識や
経験を伝えられただろう?とも思ったけど、みんなに
「いろいろな授業有難う、勉強になったよ」と言われると
別れ際のリップサービスとは言え、嬉しくないはずがない。
前日には別なクラスを教えた学部生にもたまたま会い、
「卒業できたよー」と言う報告を受けた。
人に物を教える喜びとはこんなことなのかもしれない。
2009
年05月07日(木) |
アメリカでの学期末 |
こちらは今卒業シーズン。今日も普段学校ではみかけない多くの
きれいな格好をした人が闊歩していた。親御さんも安心している
ことでしょう。日本と違い入学しても卒業までほぼ全員がたどり
つけるわけではないから。
うちのラボのメンバーも今学期で持ってまた入れ替わる。こちらは
大学生や院生でも使えないと来年度の更新をしないのが普通。
お金出すにはきちんと働いてもらう、というのが流儀。先月先生
と話し合いを持って、自分の部下の状況を伝えどうするか決めた
こともあったし。個人の事情も含めて来学期は総とっかえに近い。
夏は夏でサマーインターンならぬ、ベビーシッターが待っている。
はっきりいって彼らにとっては自分のレジュメをよくするだけ。
実験そのものに興味はない。まれにいるか。教えるのはこっち。
結果を出すのもこっち。プレゼンの中身も最後に考えるのは
こっち。非常に迷惑な制度なんだけど、これもラボに少しの金銭的
援助が入るので、うちの上司は引き受ける。
今は資金あるんだから、今年はやめて欲しいなぁ。
2009
年05月06日(水) |
Travel Grantあたった |
以前今月末に学会でシアトルに行く、と書いた。さすが
にシアトルだと車で行くのはきついので、飛行機の切符
を買ったことも書いた。ホテル、向こうでの食事やら飲み、
そのほかもろもろの出費を考えると頭が痛かったが、
ちょっと良い知らせが。
自分が所属する学部はArnold School Public Health、
日本語では(アーノルドさんからたくさん寄付をいた
だいた)公衆衛生学部になるのかな。ともかくそこにいる
んだけど、今回応募していたTravel grantがあたって
旅費+αがもらえることになった。これは大きい。でも
だったらケチらないで、(航空運賃が割りましな)昼間の
飛行機にすればよかった、と思うんだけどこれは仕方がない。
昔いた学校なんて発表しなくても補助が出たけど、ここは
大きいからみんなが発表するし、行く人数も多いのでこう
いう公選となる。書類出すのも面倒だったけど、あたって
本当に良かった。
でもおごってあげられるほど、もらえません。
ACSMに参加される方々、ご了承を。
2009
年05月05日(火) |
感染者を出したニューベリー高校その後 |
比較的初期に豚インフルエンザにかかったとされた
メキシコ帰りの高校生たちが、ここから45分ぐらいの
所にあるニューベリーアカデミーに通っていた。残念
ながら彼らのせいでしばらくその学校が休校になって
いたが、無事消毒が終わり、学校に日常が戻ったとの
報道が新聞やらテレビで報道されていた。自分の情報
が確かならば、サウスカロライナでの発症例はすべて
ここの生徒のはずなので、これで現在はこの州では
問題ない、ということになる。
ということで日本で心配してくれた方、今のところ
自分は大丈夫です。インフルエンザにかかってる暇
ないし。
ただふと思ったけど、だんだん暑くなってきてウイルス
にとってはつらい時期なのに、よく感染出来てるなぁと。
耐熱性のウイルスなんだろうか。謎。
2009
年05月04日(月) |
インフルエンザの報道と実際の検査を鑑みて |
ちょっと時間があって日本の新聞のウェブサイトを
見ているんだけど、インフルエンザに対してちょっと
過剰反応な気がするのは自分だけ?海外から帰って
きて簡易な検査で陽性反応が出て、ニュース一面の
トップ。そもそも簡易検査ってどんなことするんだ
ろう?A型とかだけを決めるみたいだけど。
ということで調べたら結構あった。以下引用。
※簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出ても、
A型には従来からある香港型、ソ連型が含まれ、新型か
どうかを確認するには遺伝子検査(PCR検査)が必要になる。
また使用されているキットですべての人を確認できる
かも実際はわからないらしい。空港で使われている
のはどこの会社のものだろう?
http://okwave.jp/qa4914187.html
ということで疑わしい患者さんはPCRで特別な塩基の
配列があるかどうか調べられるね。
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/34who-labtest.html
PCRは、インフルエンザウイルスゲノムの検出に有効な検査法である。
インフルエンザはRNAウイルスであるため、逆転写酵素(RT)を用いて
cDNA(相補DNA)を合成する必要がある。ウイルスゲノムを増幅するには、
一対のオリゴヌクレオチドプライマー(oligonucleotide primer)を必要
とする。このプライマーは既知のインフルエンザA/H5のHAの塩基配列と、
N1のそれとに基づいてデザインされており、それぞれの亜型(H5,N1)の
RNAだけが増幅されるはずである。このPCR産物を用いて、さらに
シークエンス法などで亜型の確認を行う。
なるほど。でも、、、
結果の解釈(同じページ、下の方にある)
PCRの陰性結果は、そのまま直ちにインフルエンザ A(H5N1)の感染
を否定するものではない。検査結果は、入手可能な臨床および疫学上
の情報と共に解釈しなくてはならない。感染の疑いが強い症例につい
ては、これ以外の方法で検査を実施する必要がある。
つまり必ずしもこれで完璧なこともないらしい。一方でぱっと
見た限り検出の際、false-positiveの割合や可能性に
ついての文章が見つからなかった。普通少しはあって
しかるべきだが、どうなんだろう?
別に新聞記者や報道体制を批判するつもりはないけど、
ある程度わかっている人が文章をチェックして記事に
してるのかなぁと少し思う。こういうとき一番大切な
のはパニックにならないことだから、むやみに確定し
ていない情報を報道するのはどうかなぁと。ましてや
陽性とされた人はすぐに隔離されているわけだし。
まぁ気をつけるには越したことないけど、過剰反応せ
ずに状況判断は冷静に、ということかな。
日本はゴールデンウィークということらしいが、こっちに
来てすっかりそんなことは忘れている。そんなに連休が
あってうらやましいなぁと思いますよ、毎年。
現在大学の試験週間で土曜日も試験があり、普段土曜日
に行われる日本人補修校は日曜日に押し出されました。
ということで生徒さんも日曜日にご通学。お父さんお母さん
もお疲れ様です。
いつもより短い短縮授業だったんだけど、折角来てもらった
のでちゃんと授業をしました。中学2年生、3年生ともに
最初の辺りはどれも式の計算のみで、悩むというより
何度も解いて慣れる、ということが重要なので、さっさと
説明しては計算をしてもらいました。まぁ数学の中の
ルールを学ぶわけで、赤信号で横断歩道を渡らないように
何度も反復練習をするわけです。
計算だけなので宿題も多目なんだけど、がんばってきてね。
2009
年05月02日(土) |
チャールストンにて気晴らし |
ここ3週間、睡眠時間を削ったまますごしたせいか、
かなりストレスが溜まり、どうしてもコロンビア
に居たくなくなりました。お金はかかるけど外出
しよう、ということでチャールストンまで2時間
かけて行ってきました。
そうそう今週の日本人学校は日曜日に変更になった
のです。土曜日は1日お休みでした。
とは言っても特別行きたいお店があるわけでもなく、
他に目的があったわけではないのでぶらぶらしました。
なんとなく違う所を歩くにはそれでも楽しいものです。
普段余り外食はしないけれど、それでもシーフードを
食べたかったのでレストランで食べてきました。もう
季節が終わる牡蠣をフライで食べ、さらにボーボーイ
で海老を食べました。ガンボも食べてふぅ満足。
明日からの鋭気を養ったこととします。
2009
年05月01日(金) |
インフルエンザ in サウスカロライナ |
旧称豚インフルエンザ、今はナンだっけ?ともかく
これが流行っているらしい。ここサウスカロライナ
でも16件の症例が確認されたとか。ウイルス感染な
ので普通の予防をしていれば、大丈夫だと思うのだ
けど、どうだろう?外出後うがいしたり、手を洗う
のって常識でしょ?
しかし豚をswineというのは、実は知らなかった。
今回の騒動のお陰で新しい単語を覚えた。
ちなみにここでの状況を話すと、まずアトランタの
領事館からほぼ毎日状況の変化を伝えるメイルが
届いている。日本語が全てという邦人には有難い
処置だろう。学校からもpresidentから何通かの
状況を説明するメイルが届いた。学校は人が集まる
所で、しかも試験期間中だけにナーバスになってい
るのかも知れない。でうちの学部、公衆衛生学部
なんですが、、、
特になし。周りのみんなもいつも通りの行動。
こんなもんだよね。
ちなみにアメリカのこういった衛生の情報を出して
いるCDCは何故かアトランタに本部があります。友達
もこの大学を卒業後、ここで働いてます。授業で面倒
を見ていた子のお母さんもここで働いてます。CDCの
人が何度もここに来て講演したことあるし、何故か
非常に親近感があります。
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