2014月2月
2014年2月28日(木) 振り込み確認、そして留学の話

先程、自分の銀行口座を確認したら、すでに確定申告の差分が入金されていた。15日にオンラインで提出して、連邦のが24日、州のが25日に振り込まれてた。21日以内って確か書いてあったけど、実際は10日程度。結構早かったな。

さて留学の話をあくまでも私見ながら、少しずつ。

留学先、留学の形態は色々とあると思うけど、アメリカという国で、大学以上で学位取得を目的とした留学の場合、一言でそれを表現しようとしたら「Survival」につきる。言葉だけでなく色々な場面で、この言葉を思い知らされた。

入り口は広いけど、出口は保証されておらずせまい。年数も制限がないというか無制限(これは指導教官にもよるが)。学内の政治的な振る舞いも含めて、あらゆる場面で少し極端に聞こえるかも知れないけど、生き残ることを意識させられた。

自分自身が博士課程の大学院生時代、色々な困難に陥ったとき、恩師ではなく親しくしてもらった先生の言葉が今も教訓として頭に残る。

「全ての戦いで勝つことは出来ないけど、その場に居続ける(自分の意訳だと土俵に上がり続ける、参加できる資格を持つ)ことが大事」

つまり勝負に参加出来る身分であれ、ということだ。自分のことに置き換えれば(大学院以上の話かも知れないけど)そこでは外人だろうがアメリカ人だろうが、英語が出来ようが出来まいが関係なく、成績やお金(奨学金)、実績(論文とか)、職(アシスタントシップや本当の職など)などで争い続けないといけないということ。これはアウェイどころの生易しい話ではなく、アウェイでのハンディキャップ戦だ。

ところが彼らの提唱する「留学」ではこの土俵すら立つことが出来ない。なぜなら完全な「お客さん」で小さいころの遊びで言うと「お豆さん」なのである。良くも悪くも「その場にいただけ」の人であり、その後も付き合える、思い入れのある特にホスト国であるアメリカ人の戦友を作る確率は低いからだ。こうなると(あくまでも私見の)留学の質というか、効果は著しく下がる。どこの大学を出ようと留学で大事なのは学位や成績ではなく、人的ネットワークである、と考えるからだ。

長くなったのでまた続く。

2014年2月24日(日) まだ続く、グローバル人材の話

昨日か、今日、友人の記事の話から自分の考える留学とはを書こうと思ったけど、時間がないので、次回以降に。今日はその友人からまた記事になった話がまわってきたので、その公平を期すためそのリンクを紹介。

「Business Media誠」
海外に行きたいすべての若者にチャンスを:海外留学生の数を2倍に!グローバル人材育成プロジェクト「留学JAPAN」とは?

2014年2月22日(金) ルイビルバレエ、La Sylphideを見ました

堅い話が続くと疲れるので、今日は別の話を。

ダウンタウンのケンタッキーセンターで行われたルイビルバレエのLa Sylphide(ラ・シルフィード)を見に行きました。

開演前の様子

バレエの会場

どうでもいい話ですが、Will Callでチケットを受け取ろうと並んで待っていたら人にぶつかられたのですが、「何だよ」と思って振り返ったらその人はここのバレエのディレクターBruceでした。もちろん彼は「ごめんなさい」と丁寧に謝ってくれましたが、何か急いでいたようです。

さて恥ずかしい話、内容を全く知らなかったんですが、後で調べると「ジゼル」「白鳥の湖」とともに三大バレエブランのひとつに数えられるロマンティックバレエの代表作でだそうです。これだけで勉強になった。

最初からひらひらをつけて踊ってるなぁとは思っていたのですが、主役であるシルフィードがそのひらひら(正確にはロマンティックチュチュというそう)を身につけ、バレエから素人が連想するつま先立ちの技術を駆使して踊るその様子は、初演当時センセーションを巻き起こしたとのことです。

内容は解説すべくもなく、ネットでいたるところに親切な日本語の解説があるので、そちらを参照下さい。一言でいうと悲しい結末ですが、日本語だと二兎を追う者は一兎をも得ず、ということでしょうか。悲しい男の性を描いている、とも言えます。男性のみなさんご注意を。

バレエの踊り子

2014年2月21日(木) 同期、後輩が紹介された記事から日本の人材を考える その4

揚げ足を取るつもりではないが、ちーくんは留学比率を増やしたい理由について以下のように述べてる。

一つは、グローバル化が進むなか、グローバルな環境で働ける人材が増えないと日本の経済が衰退してしまうから。そしてもう一つは、一度でいいから海外に出てほしいからです。
これは理解出来なかった。先程企業とは切り離してグローバル人材ということを定義したのに、なぜ経済に逆戻りするんだろうか?対話形式で進んだゆえ考えなおしたり、緻密に論理を立てて展開していくのは難しかったと思うけど、こうして後で記事を読むと疑問に思う。その後にしばらく続く話も個人レベルの話で、本質的ではない。最初にブログで書いた、そうしてもいいし、そうしないくてもいいんじゃない?といった感がある。

さらに4ページ目。
これまでの国費留学では、経済困窮者に対して研究目的や大学プログラムに基づいた支援をしていました。ですが、今回は民間の資金や力を投入して官民が協働することから、企業が求めるグローバル人材育成のための支援を行います。学生は企業の採用面接のようなプロセスで選抜します。
企業が求めるのはリージョナルな人材ではなかったのか?全くの想像に過ぎないが、名目とは裏腹に国の財源がないから官が民間にお金集めを依頼し、民間は官の名の下に少しでも優秀な人材を青田買い出来ないか?ということにはなってないだろうか?

事実、ちーくんは以下のようなコメントをしている。
選抜された学生は官民からの手厚い研修やインターンのほかに、留学中は企業の方がメンターにつくこともあります。それに、学生は企業が求める人材へと育てられることもポイントのひとつ。
ちーくん、悪いけどぜんぜん意味ないよ、これ。これは留学じゃなくて、企業の早期海外派遣。企業側の学生の青田買いをただ加速させてるだけだよ。正直こんなに志が安っぽい試みとは、驚きを隠せない。官が出てくることないじゃん。

ということで自分が考える留学とは何か、グローバルな人材とは何か、を次回に加筆予定です。うまく書けるか自信はないが。

2014年2月20日(水) 同期、後輩が紹介された記事から日本の人材を考える その3

すでに紹介した記事を読み返した。

2020年までに日本人留学生の倍増を目指す!官民連携プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」はいままでの留学支援とどこが違うのか

2ページ目の船橋くん(以下ちーくん)は以下のように言ってる。

ほとんどの企業で、グローバル人材はリージョナル人材を指しています。地球規模で考えられる人材というよりは、「アジアで活躍してほしい」「フィリピンで活躍してほしい」といったように、限定された海外で活躍する人をグローバル人材と呼んでいますよね。でも、それは違うと思います。
この考え方には共感できる。海外駐在の方は会社の(利益の)ために海外に飛び、公私共に必要に応じて現地とやりとりをすることで会社に貢献しているんだと思う。これは全くでもって悪いことではないが、(リージョナルと呼ぶかどうかは別として)グローバル人材と呼ぶには確かに違和感がある。

次にちーくんは以下のように言ってる。
地球全体が一つの村と言いますか、IT革命によってボーダレスになった時代においては、地球規模で物事を見ることができ、なおかつ目の前のことにアクションを取れる人がグローバル人材ではないでしょうか。
自分が理解するには、一つの企業、国の利益にまどわされるのではなく、地球全体に利益をもたらす、英語で言ったらcosmopolitanになりうる人材をグローバル人材、ということだろう。これに異論はない。

でもこれを読んで不思議に思った。なんで官民連携してまで留学数を増やそうとするんだろうと。官はいいけど、民間企業はそこまで崇高な理想に共感してお金を出すんだろうか?と。

その4に続く。

2014年2月18日(月) 同期、後輩が紹介された記事から日本の人材を考える その2

まずは自分のことを。

たかだか1日10人も訪問しないブログなので何を書いても人様に迷惑をかけないし、影響もないと思うけど、留学に関して自分のことを少し。ぼくは帰国子女ではないが、アメリカで学士、修士、博士号を一通り取った。日本でも修士までは取ったし、社会に出てサラリーマンとしても4年弱の経験がある。だから多少なりとも留学とは何か、と語っても、私見とは言えそれほど的外れな話にならないと思う。

まずは留学はそもそも必要か、ということについて。

個人的には全ての人が必要ではないと思う。必要である人は経験し、必要でない人は無理して海外に出なくてもいいと思う。

極端だけど、以下の記事を読んで非常に共感した。

「ヤンキー」のライフスタイルに学ぼう!

寝た子を起こすな、とも言えるがこういう生き方もありだと思う。アメリカの田舎にはこういう人たちが非常に多い。自分の地元だってこういう考え方の人が多いと思う。他の人のものの見方を知っていることはいいと思うし、教養、民度の高さにもなるがそれを日本全国全ての人に押し付けるのには無理がある。自分で求めて知りたいのならいいが、押し付けるのは押し付ける人のエゴであって迷惑極まりない。

逆に裏を返せば、世界の考え方を知らないといけない層である人たちが外からものを見てない、外国語の一つも話せないというのはありえなく恥どころか罪である、と考える。つまり今日の本題は、本来海外の経験が必要である人、多言語を使ってコミュニケーションできなければいけない人たちが、実際行っていないところに現在の日本に問題がある、といいたいのである。

(2/21、加筆)

とりあえず、続く。

2014年2月17日(日) 同期、後輩が紹介された記事から日本の人材を考える

最近、大学の部活の同期や後輩が雑誌や新聞の記事になっているので、紹介する。自分の理解からすると、どちらも日本での人材を多極化、活性化するものだが、アプローチは対照的である。

まずは一人目。こちらは同期、で当時副将。このプロジェクトのグローバルリーダーを任された。日本人を海外に送り出して経験を積ませる、ということらしい。

2020年までに日本人留学生を倍増。官民協働のグローバル人材育成事業でメンバーを募集
2020年までに日本人留学生の倍増を目指す!官民連携プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」はいままでの留学支援とどこが違うのか

2人目、彼は確か3つ後輩。フォースバレー・コンシュエルジュという会社をやってる。以前人材募集、というのでまじめに「雇ってください」とメッセージ送ったら「(部活の)先輩はご遠慮下さい」とのことだった。やりづらいんだろう(笑)。事業の一つとして世界の若い人材を日本市場に送り込む仲介をしている。

世界の若者が最良なキャリアを選べる、そんなトラフィックを生み出したい
「世界のトップ人材のレベルははるかに高い。だからこそ世界と闘っていくためには、野心と向上心を持とう」
日本企業は終身雇用で和を重んじ、今後もマラソンランナーを求め続けるのか?
~世界トップ大の学生を日本へ 優秀な外国人の採用を支援

まぁ他にも検索すれば彼らの記事はいくつも出てくるから、興味がある方はどうぞ。

どちらも閉塞感がある日本の多くの会社に風穴を開けるべく、事業をしてるわけであるがアプローチは全く逆である。日本人を外に送るか、それとも外国人を受け入れさせるか。

今ぱっと思いついた正直な感想は、後輩のやり方はえぐいなということ。どちらの方法を取っても多くの日本企業では対面上受け入れても実際は消化できるかどうかはかなり怪しいが、それでも後輩のアプローチはかなり強力が劇薬で、間違いなく破壊力がある。たとえ企業が抵抗しても、かなりの高い確立で(海外出身の人材が)進出していくと予想する。それを受け入れられる度量がある会社は日本にいくつあるんだろう?もっともそのまま長くは留まらず、さらに欧米や進んだアジアの国に流出して行く可能性も高いから、長い目で見ると結局は踏み台にされるだけの危険性もある気がする。

次回以降、この見解の根拠を書くつもり。でもいつ書くかは保証できませんが。

2014年2月15日(金) 2013年度分、確定申告終了

毎年のことながら、確定申告をしました。昨年はずっと同じところに住み、雇用主も一緒だったので申告は非常に簡単でした。

ただ今まで使用していたオンラインのソフトウェアでは州への確定申告にお金がかかる(といっても20ドル弱ですが)ことが判明したので、どうにか無料で出来るのはないかとirs.govのe-fileの項目を探しました。するとTaxACTだと連邦のも、ケンタッキー州のも無料で利用できることがわかったのでそれを使うことにしました。年齢制限や収入制限はありますが、自分はその利用可能範囲に入ります。

TaxACT.com

登録は簡単、W-2を出してきてあとは言われるがまま、Step by Stepで簡単に出来ました。たかだがこの程度の入力作業で、専門業者に頼むほどではありません。わからなければネットで調べればほとんど出てるし、そもそもIRSから出てる説明書が良く出来てます。それを読めばいい。まぁ英語が面倒というのは日本人にとってわかるけど、アメリカ人には関係ないよねー。

ということで無事に提出し、すぐに受領しました、という連絡がきました。しかし今年はどうやっても還元額が少なかったなぁ。さらに取られるよりはいいけど、ちょっとがっかり。

2014年2月14日(木) サウスカロライナでM4.1の地震

友人からのテキストで知ったのですが、サウスカロライナで地震があった模様。

4.1 magnitude quake strikes in South Carolina

いやぁ、数日前にスノーストームがヒットして連邦府から非常事態宣言は出されるは、地震は来るはでコロンビアの付近も大変です。震源地はジョージア州オーガスタの北約25マイルの地点、深さは4.6キロ、マグニチュードは4.1だったそうです。でもM4.1っていうと、ざっくり震度2ぐらい?室内で静かにしていればゆれを感じたかな。

あのあたりだと州境に原子力発電所が建設予定、もしくは建設し始めたと思うけど、話題になったかな。ちなみに東芝子会社ウェスティンハウスの支社だか事務所もサウスカロライナのコロンビア郊外にありました。コンガリー国立公園に行く途中、見かけてました。

ちなみにこの地震、アトランタの都市部でも体感できるほどだったとか。アメリカ人はさぞびっくりしたことでしょう。

2014年2月12日(火) チャーチルダウン競馬場の見学、その2

先日、チャーチルダウン競馬場に行ったと書きましたが、写真が残っていたので追記します。

馬券売り場だけでなく、入れるところまで行って見ました。アメリカナイズされたとすれば、入っていいとは書いてないけど入ってもいけないとも書いていない所に躊躇無く入れるようになったこと。怒られたらやめればいい、という図々しさ、適当さは日本にいるときになかったと思う(笑)。

最初はレース前にお馬さんが披露されるところ、たぶん。パドックって言うんじゃないかな。

チャーチルダウン競馬場のパドック

それから本競馬場に向かう道。
チャーチルダウン競馬場に出る道

このトンネルを抜けると、本物の競馬場へ。ちょっとわくわく感がある。
チャーチルダウン競馬場に出るトンネル

その他、ここの施設。この上とかにモニターが入ったカウンターが見えたので、もしかしたらVIPとかお金をたくさん払う人がくつろげる場所なのかも。
チャーチルダウン競馬場のVIP席

で競馬場にも出られるかなぁと思って歩いたら、さすがにそこはだめ、と警備員さんに止められました。なのでこれにて終了です。

2014年2月10日(月) 000webhostからの回答

先日自分の000webhostが見れなくなった、ということを書き、彼らにメールを送ったのですが、以下のような返答がきました。

自分のメール(My 1st email):

I found out my website was down on February 8th. Logging me to the members area taught me that my account is suspended because mySQL is overloaded. But my website has not had any problem since I created the site at least for 1 year and I did not make any changes these days Could you kindly tell me what happened and any ways to lift the suspension without upgrade? Thank you.

最初に来ていた返信(1st reply):

Hello,

An unmanaged or abandoned website that allows anonymous posting. MySQL database is overloaded with thousands of junk records. To get your account unsuspended, please upgrade to our premium hosting.

Kind Regards,
Helpdesk Staff

Unmanaged or abandoned websiteと書いてあるが、ちょこちょこ手入れしてたし、与えられた5GBのスペースのうち使っていたのは数十MB。ありえないので以下の返事。そもそもいつそうなったとか、実際のログを示して欲しいところ。

自分のメール(My 2nd email)

First of all, thank you for your reply. But I doubt I violated terms of service since I have managed the site periodically and am the only user who maintained it. No spam comments nor spam posts were posted there previously. So, can I have the account unsuspended for a day or two to clean the MySQL databases and delete old posts? Thank you in advance.

これに対する返答(2nd reply)

Hello,

As already explained, if your account was suspended due to terms of service violation, it could be unsuspended only after the upgrade.

Please upgrade your account and submit a new support ticket requesting to unsuspend your free account. Please note that if your account was suspended and you elevated it, you could NOT ask for money back in case you decide to cancel your new upgraded account.

Regards,
Helpdesk Staff

本質的な質問に答えてない。どこでもありえるけど、会話のキャッチボールができないこと多いんだよね、アメリカって。本当に規則違反があったのかどうかわからずじまい。

実際調べると、入れていたプラグインによりファイルはバックアップされていたけど、データベースのバックアップがPHPのバージョンの問題でされてなかった(痛い)。古いサイトがsitemix.jpに残ってはいるが、そこもお金を払わないとデータベースのバックアップはさせてくれないことが判明した。

あー1からサイト作り直すか、お金払うか、悩むー。まぁ少なくともここはもう使わない。

2014年2月8日(土) 今更ながら上原の速球への対戦相手のコメント

ワールドシリーズ前に以下の記事を読んでここに紹介しようと思っていたが、URLを忘れてしまいそのままになっていた。今日ふとまためぐり合ったので、早速リンクを張ることにする。他で紹介されている日本語記事も知る限り見ていないので。

What makes Koji Uehara so effective? The Rays explain

Providence Journalということはボストンのすぐ南、ロードアイランドの新聞だろうか。日本でも色々と彼の速球が速く見える報道がなされていたが、ここには具体的にレッドソックスと同地区で争う(実際プレーオフでも対戦)タンバペイ・レイズの選手が実名で本当に速く見えることをコメントしている。日時から推測するとプレーオフにレッドソックスと対戦して敗退後の話か。

まずはルーキーのウィル・マイヤー。

"He's obviously got a good splitter. But his fastball is really good, too -- and it's straight. I don't know what it is. I can't put my finger on it."
(彼は確かにいいフォークを持ってるけど、速い球も本当にいい。そうストレート、あれが何だか知らない。はっきりとわからないんだ)

好打者・ベン・ゾブリスト。

He throws a fastball with "good carry," as Ben Zobrist described it. Most pitchers throw with a downward angle that's easier for a hitter to track, giving them a chance to see if it's going to come in at the knees or if it's going to come in below the knees. Because of the way Uehara throws his fastball, it often can look like it's coming in low but still winds up crossing the plate at the knees for a strike.
(彼は本当に質がいい速球を投げるんだ。大抵のピッチャーの球は下向きのアングルで来るから、打者にとって見極めやすく、それが膝辺りに来るか、膝より下に来るかわかる。上原の投げる速球の球筋は、しばしば低く(はずれるように)くるように見えるんだけど、浮き上がって膝あたりでホームプレートを通過しストライクになるんだ。)

"I don't know if it's a rotational thing, but it looks like a four-seam and it's just going 89, but instead of going 89 like this, it goes 89 like this," said Zobrist, demonstrating with his hands what amounts to an upward kick at the end of the trajectory of the pitch. "You think you're right on it, and you foul it back. You're like, 'How did I miss that? I saw it great. It was right there.' But you foul it right back because it has that little bit of extra carry."
(「回転によるものかどうかわからないけど、フォーシームに見えて時速89マイル程度なんだ。だけど普通の89マイルがこういくのに対して、彼の89マイルはこうなるんだ」、と球の軌道が最後にどれだけ浮き上がるか、手で示しながらゾブリストは話してくれた。みんな”とらえた”と思うんだけど後ろにファールしてる。何で捉えられなかった?って思うよね。イッただろ、そこに球あったしって感覚だけど、でも結果は後ろにファールになってる。手元で伸びてるからなんだろうね)

"Even though it might say 92 on the board, it's acting a lot more like 95," Zobrist said, gesturing toward Moore. "If it's 95, then it's going to be more like 98. If you're swinging on the plane of the ball or you're trying to come up to get it, to hit a line drive, you're going to be a tick late -- unless you plan on getting on top of the ball."
(電光掲示板では92マイルかも知れないけど、95マイルのようになるんだ、とゾブリストは(同僚で同じように伸びる球を投げるムーアに)ジェスチャーを交えて話した。もしそれが95マイルだったら、98マイルのように見えるんだ。ラインドライブを打つためにボールの軌道と同じ平面で振ったり、そこにある球をただ打とうとすると振り遅れるんだ。最初からボールの上の部分を叩こうとしない限りね。)

しかし記事では上原はフォークがあるために、最初からボールの上を叩こうとすることは出来ないと説明する。

"The splitfinger looks the exact same coming out of his hand," Zobrist said. "If it comes out on the same plane as the fastball, it's going to drop out of the zone and you swing at it anyways."
(彼のフォークは速球と全く同じように出てくるように見えるんだ。もし速球と同じ平面上に投げられたら、自分の(ストライク、もしくはヒッティング)ゾーンから消えていくけど、振らざるを得ないんだよね)

また上原の腕の振りについても言及してる。記者によると腕の振りの速さからすると時速95~98マイルぐらいのボールが来そうだが、実際は89マイルなので逆に効果的だとか。

三振をくらったケリー・ジョンソンのコメント。

"The arm action, the way he comes at you, is very quick in your mind, but then the ball isn't quite as at that same velocity."
(マウンドでの腕の振りはとても速いけど、実際のボールはその振りほど速くないんだよね)

最後にまた、ウィル・マイヤーのコメント。

"It doesn't look 89," Myers said. "It looks 95. When you're facing him, his whole body is coming at you."
(彼の球は89マイルなんかに見えない。95マイルに見えるよ。彼と対戦するときには、身体全体が自分に向かってきている感じがするんじゃないかな)

ちなみにこのウィル・マイヤーも2013年、ア・リーグの新人王を取ったぐらいいい選手であることをお忘れなく。

Rays' Wil Myers named 2013 AL Rookie of the Year

2014年2月7日(金) 自分の000webhostのサイトが見れない

備忘録に使っていた自分のサイト、無料の000webhostのサーバーを利用して作成していたが、今日そのサイトが閲覧できないことがわかった。

少なくとも今月に入って変更をしてないし、どうしたんだろうと思いmembers areaにログインするとドメインが2月6日に停止されていたことがわかった。メッセージは以下のようなものだった。

Status:
Suspended (Unmanaged or abandoned website that allows anonymous posting. MySQL database is overloaded with thousands of junk records. To get your account unsuspended please upgrade to our premium hosting.)

Unmanagedと言ってもちょこちょこアップしてるし、ログを見れば見捨てていないこともわかる。SQLのデータベースが過負荷といっても、使っているのは1.5GBのスペースのうち50MB弱。何が問題なんだろう?

ちょっと調べると同様に突然理由なく締め出しを食らった人がいたようだ。例えば、、、

000webhost grinds my gears

他にも過去のログを読むと、どうやら機械的に判断されて、理由はわからないけど規定に引っかかるのは止められてしまうらしい。

Account Suspended(4つ目のスレッド)

ちなみに書かれているcronという単語を知らなかったが、調べると、ジョブを自動実行するためのUnix系システムの常駐プログラムの一種だそうだ。

WordPress の wp-cron.php を無効にする

とにかくどうにもならないので、ダメもとでhelpdeskにメールを入れた(=チケットを切った)。返事あるといいけど、あってもプレミアムアカウントにアップグレードしてください、としか言ってこないだろうなぁ。

2014年2月6日(木) チャーチルダウン競馬場の見学

因みに今日もずっと氷点下で、樹氷は健在でした。

さて先日はるばる友人が訪ねてきてくれて、自分が知る限りの(わずかな)ルイビル観光をしてもらいました。と言ってもどこに行けばいいのか迷ったのは秘密です。

一応有名なところ、ということでケンタッキーダービーが行われるチャーチルダウン競馬場に行ってみました。実は自分も初めて行きました。

これって正門?

チャーチルダウン競馬場

開いてるかどうかわからなかったけど、行ってみたら中へ入れました。ここではなく他の場所でレースが行われていたようです。テレビを見ながらみんなギャンブルしてました。

ギャンブル場

日本でもまともに競馬場(馬券場?)に行ったことないけど、こんな感じなんでしょうか?やっぱり競馬新聞売っていて、その情報をもとに賭けているようでした。

買い方も対面でやることもできるけど、写真のようにカードでコンピュータ画面を前に自分でも購入できるようです。

これじゃ本当にゲームだな。

横ではバーなどもあり、のんびり飲みながら賭けている人もいました。日本(の映画?)みたいに、競馬に一喜一憂して大声出している人はいませんでした。なんか健全?

今度は一人で行ってみよう。

2014年2月5日(水) 陽に当たって樹氷がきれい

今日も気温はあがらず、公立の学校はお休み。大学も10時開始でした。外にでると樹氷が陽に当たって非常にきれいで思わずみとれるほどです。

以下はまた夜に取った写真。

凍り付く木々

どのくらい氷が枝に張り付いているか、わかるでしょうか?

樹氷

さらにアップ。

樹氷をアップで

最後にスーパーの前の駐車場。かき集められたとは言え、結構な量の雪が積まれています。

雪かき後に積まれた雪の山

少なくともあと2日はずっと氷点下以下なので、樹氷を楽しめそうです。

2014年2月4日(火) 今度は積氷@ルイビル

今朝は久しぶりに誰もかしこも通常に通学、出勤だったかと思うんだけど、それもつかの間、別のウィンターストームが来るため、午後は早々と解散となりました。大学でも2時半までに帰宅するよう、通知がきました。どこかのラボは無視して4時ぐらいまでいましたが。

実際5時過ぎてからストームがやってきました。今回は雪ではなく氷雨で、予想だと1センチ程度氷が張るとのこと。水のあるところに氷がはるんじゃなくて、どこも凍るんです。

夜11時ごろ外に出て、写真をとってみました。また樹氷です。

樹氷

案の定、車の窓ガラスも氷がびっしりついてきました。

車に張り付く氷

このまま雨が続いてさらに冷えたら明日出かけられるんだろうか?

2014年2月3日(月) また雪です@ルイビル

せっかく土曜日に雪がほとんど解けたのに、また雪が降りました。

車に積もる雪の夜景

そのため地域の高校だけでなく、大学まで休みになりました。補講はしないといけないわけで、学生らは夏休みが確実に少なくなっています。

もちろんラボは大学に関係なく開く(というか誰かが開ける)ので、除雪車がお仕事をしてくれたであろう時間を見計らって、少し遅れて出かけました。高速の出口のランプに雪が残っていて、しかも下りの坂道なのでちょっと怖かったかな。

あっ、今日は節分だったので、夜帰ってきて豆まきしました。縁起物はしないと、です。アーモンドしか手に入らなかったので、それでやりました。

2014年2月2日(日) スーパーボウルのCMを見るサイト

昼ぐらいからラボで仕事をしたものの5時には終え、スーパーで買い物をし、スーパーボウルを観戦しました。一番良かったのはブルーノ・マーズのハーフタイム・ショーでしょうか?歌は知っていたけど、彼が動いている姿は初めてで、こんなにもステージが盛り上がって面白いのか、と感心しました。去年ルイビルでコンサートをやっていたはずで、行っておけばよかったと後悔しました。

えっと、試合そのものですが、個人的な感想をいうとフィジカルであれだけ差があるとどうにもならないな、ということでしょうか。ブロンコスのOL、特に右のタックルは可愛そうなぐらいやばかったです。ブルラッシュされまくり。ペイトンにしてもほとんどブリッツなしであれだけプレッシャーかけられたら、お手上げでしょう。ブロンコスの守備陣も予想通りひどかったし。

さてもう一つのお楽しみCMですが、試合がつまらなかったので、途中からこちらもあまり見ませんでした。ただ気に入ったのはバドワイザーの"Puppy Love"です。試合のかなり最後の方に放映されたものです。メイキングも含めて朝のニュース番組で全容が紹介されています。のほほんとするというか泣けます。



その他日本からは試合中のCMを見ることが出来ないと思いますが、友人より以下のサイトで視聴出来ることがわかりました。興味のある方、ぜひご覧下さい。

Super Bowl 2014 Ads

2014年2月1日(土) ルイビル大バスケを観戦

ルイビルにいるのにバスケを観ないのも何だと思い、思い立ったら吉日、Yum Centerに行って試合を観て来ました。チケットはもちろん持ってないので、ダフ屋さんから。額面は40ドル弱のものでしたが交渉し、現金はこれしかない、ということにして15ドルで入手。試合前に無事中に入ることが出来ました。

やりとりは以下の感じ。

「チケットあるよ」
「いくら?」
「センターコートで30ドル」
「じゃいいや、お金ない」
「じゃ20ドル」
「(ポケットをまさぐりながら)持ち合わせてない、いいよ他の人から買うから」
「いくらが予算なんだ」
「15ドル」
「(考えながら)じゃそれでいい」

ということで交渉成立しました。

Yum Centerは初めて入りましたが、なかなか立派でした。最近出来ただけあって、ぶら下がっている画面も大きいこと。大学でこれだけの施設を持っているのはアメリカでは当たり前とはいえ、すごいです。お客さんも結構入ってました。夜9時開始なのに、です。

ルイビル大学バスケットボール

試合はというと、数日前にカンファレンストップのシンシナチに負けたせいか、それとも相手のセントラルフロリダがしょぼかったせいか、ミスが多く素人が見ても凡戦でした。でもとりあえず勝ったからいいのかな。

ルイビル大学ヤムセンター

今のままじゃNCAAトーナメントはあまり期待できないなぁ。

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