2016月6月
2016年6月30日(木) コースタルカロライナ大学、おめでとう

ボストンから帰ってきて6月は毎日(月から金)講義を3時間行ってきましたが、それもようやくフィナーレを迎えました。生徒だけでなく自分も含めて非常に疲れましたが、終わった後はお互いすがすがしい感が出ていました。

その勢いでジムに行き、トレッドミルで走っているとNCAA野球の決勝が行われていました。しぶとく生き残っていたコースタルカロライナ大学がアリゾナと試合をしていました。走っている間にすべてを見ることはできませんでしたが、家に戻って結果を確認すると見事優勝。その大学には大学院時代の友人が先生をしているし、日本人学校で教える機会に恵まれた生徒さんが大学生をしてもいます。何より同じサウスカロライナの大学、素直に優勝を喜べます。

先日はダスティンジョンソンが勝ちマートルビーチは夏休みでただでさえ暑いのに、さらに熱くなってるのかな。おめでとー。

Coastal Carolina baseball: Top moments of the Chanticleers’ postseason run

2016年6月29日(水) ダウンタウンの美味しいPoboyの店「Pops」

昼時間があったので、ダウンタウンまで出て行って昼食を取りました。以前通りがかって良さ気な雰囲気と思っていたお店、Popsに行きました。

Pop's Poboys
740 Jefferson St, Lafayette, LA 70501

大学からほど近い所にある

地図

HPによると2015年4月に開店、ということで比較的新しいお店のようですが、昼過ぎに行くといつも混んでいます。以前紹介したブティックホテル1階ジェラート屋さんの前。

Pops入口

やっぱり1時少し前でしたが、まだ並んでいました。ボードを見て何を注文するか決めます。

Pops入口

サブウェイと同じように6インチかフットロングがあるようです。今日はよくわからず適当に目に入ったCrawfish boilソーセージのPoboyを注文しました。

注文を取り厨房と連絡をとっているところ

Pops入口

お水をもらえるところがあったので、それを飲みながら数分待ちました。店内は落ち着いていてきれいです。

Pops入口

残念ながら席が埋まっていたので、オフィスに持ち帰って食べました。お腹空いていたので写真を撮り忘れましたが、どんなPoboyかはHPの写真を確認下さい。パンがこんがり焼けていて、予想通り美味しかったです。

月ー水は10時半から2時までの昼食時のみしか開いていないので、なかなか行く機会がありませんでしたが、木ー土は夜も開いているみたいなので、あらためて行ってみようかと思います。

値段は少し高めですがお薦めです、ここ。

2016年6月28日(火) 国民投票の危うさ、についての私感

購読してるメルマガにまぐまぐニュースがある。全てに賛同するわけではないが、それなりに読み応えがあり、興味がある話題をクリックしている。先週のイギリスの話題で、以下の記事を読んだ。

さよならイギリス。EU脱退は「衆愚政治」のなれの果て

あまり政治的な話をこのブログで取り上げるのはあまりいいこととは思えないけど、この筆者の考え方になるほどと思えることが多かった。

以前に何度も書いたが、日本に住みなれている日本人は成熟した社会主義に身をおくので、資本主義というのを根本的には体感出来ない。

彼が主張する現在が「資本主義の行き詰まりの現れ」かどうかはわかりかねるが、そもそも資本主義は「格差」がある世界で、「『周辺』を貪って繁栄を楽しんできた英国と米国がそれを維持できなくなってきた」というのは本質であると思う。

「経済的には、『周辺』から得た利潤の一部を分配してほどほどに豊かな暮らしを保証し、政治的には、普通選挙権などを与えて何年に一度かの選挙でほどほどにガス抜きさせて不満が溜まりすぎないようにすること」
というくだりは国内外で行われてきた手法で、それが色々な事情で回らなくなり、「大衆的な情動が既成政党による支配秩序を破壊」し始めたのが現状であると確かに思う。問題なのは「感情」で動いてしまっている、秩序の破壊なのだ。

EU離脱に関してキャメロン首相の功罪はさておき、こういった情に流されやすい中間層(自分もここに入るかと思うが)が大多数を占める国民投票は確かに危ういと思う。ブログの中で紹介されている駿河台大学教授の指摘はもっともで、
何よりも重要なのは「主権者1人1人に、十分に的確な判断ができるだけの情報が与えられた」上での「熟議」だが、国民投票は結局プロパガンダの応酬となり、熟議民主主義は成立しない
は核心をついていると思う。個人的には情報が与えられた上で、さらに主権者1人1人が内容の一定の理解をする、もしくは理解をする努力をした上での「熟議」が必要であるかと思うが。

日本では全容を理解しているとは思えない、もしくは世界的常識から大きく逸脱した若い人たちが感情と私的利益の観点から物を申し、さらにそれを一部の大衆が支持をしてしまう様を伝え聞くと、心配になるばかりである。根本的理解のない所での議論は娯楽にはいいが、国の未来を左右するには危険すぎる。

頭がいい悪いとかではなく、貿易や技術がこれだけ発達し、政治も経済も1国が良ければ他はどうでもいい世の中では残念ながらもうないので、意見にしろ主張にしろ日本はこうだから、今まではこうだったから、という論理は通用しないことを一人一人が理解しないといけない。良きものを維持するのは非常に大事だが、変わらなければいけない点は変わらないといけない。変わることの功罪はもちろんあるかと思うが、大局的な判断を時には賢く、したたかにする必要があるはずである。

自分も含めて色々な視点から物事を見て、客観的な判断を冷静に出来るようになりたいものです。

2016年6月27日(月) 続DropboxPortableAHKの話(6月26日現在)

気づいたらDropboxPortableAHKを開くとまた警告が出るようになりました。3月25日に出されたBeta v1.6.8.10だとYou're using an old version of Dropboxで、あと○○日以内にアップデートして下さい、というものです。ありゃ、どうなるんだろうと思ってまたDropboxPortableAHKの掲示板をのぞき込みました。

https://groups.google.com/forum/#!topic/dropboxportableahk/n0CTeMjUi-Y

dropbox 3.16.1 didn't workingみたいで、アップデートお願いしますというメッセージが6月25日にあった。それに対する作者の答えは、すぐに直そうと思ったけどうまくいかなかった。今週もう少しやってみるから、また掲示板のアップデートを確認して、とのことでした。忝い。

ということでDropboxPortableAHKをお使いの方多数いらっしゃると思いますが、彼の言葉に希望をもって待ってみましょう。無償なのに本当にありがたい。

以前のブログ

2016年6月26日(日) The Labでお茶

昼過ぎにお茶を飲みに久しぶりにThe Labに行きました。以前、このブログでも紹介したことがあるお店です。

The Lab Handcrafted Coffee and Comforts
1042 Camellia Blvd #6, Lafayette, LA 70508

日曜日だからか店内は混んでいて、注文とっても実際飲み物が出てくるまで少し時間がありました。店員さんも非常に忙しそうでした。

仕方ないので、外で飲みました。外のお天気はぴーかんで、非常に暑いです。外の気温は98F(摂氏で36.7℃)で、体温と変わりません。

テラスからの周りの風景、空が青い。

テラスからの風景

テラスから空を見上げる

アイスラテをいただきました。新聞を読みながら少しリラックスした時間を過ごしました。もしかしたら明日自分が担当している講義のテスト勉強している生徒がいるかと思いましたが、杞憂でした。大学の外は非常にのんびりしています。

これだけ暑ければきびきび動けないよね。

2016年6月25日(土) フレッシュマーケットに立ち寄る

朝から普通にオフィスに出かけ、6時過ぎまで仕事しました。来週頭にテストがあるのでそれを作成するのと、研究費申請のための資料作成(の前の文献読み)があったからです。オフィスにいるとそのテストのために質問に来てくれた生徒もいたので、在室していてよかったです。

帰りがけなんとなくフレッシュマーケットによりました。ここもホールフーズに似た路線で、どちらかと言えば高い品物が置いてあるお店です。日本だとイメージ的に明治屋みたいな感じ?

チェーン店でサウスカロライナのコロンビアにもケンタッキーのルイビルにもあって、品質的には少し高くても安心して買い物できるところです。

The Fresh Market
1810 Kaliste Saloom Rd, Lafayette, LA 70508

店内はこんな感じで、落ち着いた照明にクラシック音楽がかかっていました。

お惣菜コーナー

入口付近

野菜・果物コーナー

試飲できるコーヒーを飲みながら、どのコーヒー豆が美味しそうか、見学していました。この辺りの特産のコーヒー豆としてNew OrleansとかBayouといったものがあるようです。

お土産にしてみようかな?その前にまずは自分で飲んでみないとだめか。

2016年6月24日(金) 国民投票によりイギリスがEUから脱退決定で私感

直接自分に関係があるかどうかはかなり先の話だが、イギリスが国民投票の結果、EUを脱退することが判明した。昨晩寝る前の速報では残留が優勢というテキストを見たので「残るんだなぁ」と思って寝たので、この結果にはびっくり。

個人的な感想としてアメリカの状況と似てるんじゃないかなぁと。孤立主義というか保護主義というか、トランプさんが今回予備選で共和党を制したのも、構図的には基本そんなに変わらないように思える。

以前は中間層でも十分に裕福感を味わえたのに、今はそうでなくなって非常に状況が厳しい。その原因の矛先が移民に向けられている気がする。もっとも基本難民を許さず、移民するにしても非常に困難を極める日本という国の例があるが。

現在住んでいる所は田舎なので、移民の割合はまだ少ない。大学で見られる中国人やインド人の数も他の場所(自分が知るサウスカロライナやケンタッキー)と比べれば全然少ない。その意味では元々住んでいた人との摩擦を耳にしたことはないが、実際はどうなんだろう?

このご時世、同じ人種が群れて、その人しかわからない言葉でしゃべるって自分はアメリカ人じゃないけど怪しく感じるんだよね。付き合いにしても交わるというか、地域に溶け込んで受け入れてもらう努力をする必要があると思うんだけど、どうもそういう雰囲気じゃない人を多く見かけることが多い。お互い配慮は必要と思うんだけどなぁ、ましてや自分らは元々外者なんだし。

どうにかならないものかと真剣に憂うのですが。

2016年6月23日(木) 肺活量と心電図を自分で測定してみた

現在いわゆる大学の運動科学科の先生として運動生理や生体エネルギー論を教えているわけだけど、人を対象とした実験は全くといっていいほどしたことがない。講義をしているが、最新メタボリックカートの使い方を全くわからなかったりする。この学科に属する先生たるものそれではまずいので、最後の学生実験で習って以来初めて(恐らく12~3年ぶり)機械に触って練習してみた。

まず肺活量、設置されたチューブに向かってできるだけ息をためて、吐き出してみました。

  • FVC(強制肺活量): 4.62 L
  • FEV1(最初の1秒で吐き出された量): 3.68 L
  • FEV1/FVC = 79.5%
FVE1/FVCの値が70~80%であれば正常なので、大丈夫みたいです。最近のは全て勝手に計算してくれて値を表示してくれるので非常に便利。身体から予想される数値よりもFVC、FEV1、ともに高かったので良しとしましょう。でも若い時よりは肺活量減ったな。

次に心電図です。自分で自分に電極取り付けて立ったままでしたが、落ち着いてから測定してみました。以下のような結果でした。

心電図

脈拍は60~61(正常値:60-100)、PRインターバルが約0.16秒(正常値:0.12-0.20秒)、QRSインターバルが約0.04秒(正常値:0.1秒以下)と読め、ST depressionもなさそうなのでこちらも大丈夫そうです。でももしこの波形みていや違うよ、医者に見てもらった方がいい、と指摘いただける専門の方がいらっしゃれば教えていただきたく存じます。よろしくお願いします。

ともあれいい復習になりました。

2016年6月22日(水) WSJによるLineに関する2つの論評

個人的にLineのメッセージを利用していないが、ゲームは以前していた。そのことからLineがどのようなビジネスをしているか想像はつく。

それに対し最近ウォールストリートジャーナルが2つの全く違う論評をほとんど同時に発信しているから、面白いというか適当というか。

LINE海外展開、日本で受ける「かわいい」は無力

(ライン)ユーザー1人当たりの売上高は競合をはるかにしのぐ。米調査会社スタティスタによると、LINEの売上高は昨年、ユーザー1人当たり約6ドルに達した。これに対しウィーチャットは約2ドル、ワッツアップは0.06ドルだ。
個人的にスタンプ販売というのはよく考えたいい商売と思う。絵のアイディアがあれば、後はいくら使用されようと基本的にLine側に負担がないからだ。

しかしこの記事の場合、この後は不安をあおる論評が続く。
しかし、日本の「かわいい」文化の影響が薄い国でも成功を収められるのだろうか。データは心もとない。実際、日本とこのアジアの3カ国以外では、過去1年で月間アクティブユーザー数が減少している。
かわいい文化の浸透とアクティブユーザーの減少は直接関係ないのでは?と疑問に思った。

一方で好意的に書いている記事はこれ。

LINEと微信、広告収入の「金鉱脈」掘り当てる
東京を拠点とするモバイル業界コンサルタント、セルカン・トト氏は、「収益化という点で、LINEや微信などアジアのメッセージアプリは、欧米のメッセージアプリのはるか先を行っている」と述べる。
かなりべた褒め?

恐らくもっとも利用しているユーザ層に自分は入っていないだろうし、利用していないので今後どうなるかもわからないが、もしダメになってお店を畳むにしてもそれほどハードウェアに損失はないのではないか?と思う。そういった意味で儲けられるときに儲け、だめなら撤退ぐらいの気持ちで考えれば、このビジネスは十分に理に適っていると思うのだが、専門家はどうなんだろう?

もっとも前者は中国系アメリカ人、後者は日本人が著者に含まれる点でこのような話の違いが出たのかなぁ。

2016年6月20日(月) MLBのドラフトに引っかかったうちの大学の選手

大学のHPから、うちの大学からも先のMLBのドラフトで引っかかった選手がいることを知った。

Three Cajuns Selected In The 2016 MLB Draft

  • Reagan Bazar: 17th round (pick 515) by the San Francisco Giants
  • Stefan Trosclair: 20th round (pick 616) by the St. Louis Cardinals
  • Eric Carter: 26th round (pick 79) by St. Louis Cardinals
指名順位が一番高いので17順だからメジャーは相当遠いかと思うが、それでもプロになれて狙える資格は出来た。人生どうなるかわからないので、頑張って欲しいと思う。

しかし指名される選手の数、多いなぁ。ほとんどがマイナースタートとは言えそれだけ雇える業界のパイの大きさが羨ましい。お金が流れるわけだよなぁ。

2016年6月19日(日) メジャー初勝利、ダスティン・ジョンソンおめでとう

放送は見なかったけど、今週はゴルフの全米オープンが開催されていた。難コースでスコアが伸び悩む中ダスティン・ジョンソンが念願のメジャー初勝利をあげた。

Dustin Johnson(彼のHP)

なぜ赤の他人の初優勝を祝うかというと、彼はサウスカロライナ州コロンビア出身なのである。大学は見る目のないゲームコックスではなく、コスタル・カロライナ大でゴルフ部に所属したが、それでも地元出身、ということでサウスカロライナではみんなが彼を応援していた。

メジャーに何度も届きそうで届かなかったし、今回も最終日にペナルティを食らうという困難に直面したが、それでも優勝。きっとサウスカロライナの人はようやく溜飲を下げていることだろう。スケールの大きいゴルフするし、1回勝ったことでもっとメジャーで勝てるのでは?

特に今後はコロンビアから1時間ほどのオーガスタのゴルフ場で勝つことを期待しよう。

2016年6月18日(土) 日帰りヒューストンへ

買い出しかねてヒューストンへ行った。ひたすらI-10を西にドライブした。特に渋滞なくヒューストンに着いたが、外は昨日に引き続いて暑い。100F近かったと思う。

Marukaiというカルフォルニアの日系スーパーがヒューストンに出店する、という話があって元々は5月には開く、という噂だったがまだ開いている様子はない。何か問題でも起きているんだろうか?

Daidoがあるし、ほかにもH-Martや99 Ranch Marketがあるので特別困ることはないが(というが十分すぎ)、新しいお店には行ってみたいのが人の心である。

ガレリアのモールに行くと、相変わらずアイススケート場が盛況であった。製氷機が作業していたので本物の氷なんだろうか?なんだかひんやりとした気分にさせてくれた。

その後付き合いでRiver Oaks Districtにも立ち寄る。さらに出店が増えていて、オイルが不景気なはずなのにここは相変わらずバブっちい。いつの間にかハリーウィンストンも店を構えつつあった。

自分が用があるのは映画館のきれいなトイレぐらいかな。

2016年6月17日(金) 35℃の炎天下でゴルフしてみた

今日は早めに上がって、夕方過ぎから健康のためにゴルフに行ってみた。しかし暑かった。外の気温は95F。摂氏で35℃である。それでも運動のため、と思いゴルフバッグを担いで回ってみた。行った先は以前一度回ったことがあるヤングスビルのLes Vieux Chenes Golf Courseである。

Les Vieux Chenes Golf Course
340 Old Youngsville Hwy, Youngsville, LA 70592

特に予約も必要なく、一人の歩きで回してくれた。さすがにこの暑さ、そもそもゴルフしている人は多くない。

全く練習していないので、なかなかクラブがボールに当たらない。パターですらダフる、という始末だったが、それでも運動と思いゆっくりと、そして出来るだけ日陰を歩いた。

しかし、5ホールもバッグ担いで歩くとバテバテ。球もちょっとしたラフにあるはずなのに、2つなくした。ボールを見つける元気もないし、明らかに集中力がない。

フルスイングをやめ、ドライバーを持つこともやめて、ひたすらアイアンのハーフショットで残りを回った。距離を多少失ってもそちらのがまっすぐ行くし、スコアはまとまったが、守りに守る非常につまらないゴルフである。

そうやって体力温存したのに、9ホール終わってクラブハウス前に戻った時点でバック9を回ることをやめた。十分に疲れていて、これ以上やる気にならなかった。帰る途中、ひたすら水分補給した。

アパートに戻り、そのまま屋外のプールとジャグジーに飛び込んだ。贅沢そうに聞こえるが田舎だと普通よりちょっといいアパートならついていたりする。

身体を動かして久しぶりに吹き出るほどの大汗をかいて、その後こんな所で夜空を見ながらのんびりクールダウン。こんな時間の使い方は大学院生、ポスドク時代にはありえず、時間的には非常に贅沢なひとときだなぁと思う次第。

まだまだ先は長いとはいえ今の境遇に感謝しないと。

2016年6月16日(木) ローラがルイビルに滞在中

相変わらず7時前には職場に行き、3時間の講義と2時間のラボを毎日教える。わかっていても大変で、午後、自分の仕事をしようとしてもどうも集中力が欠けている気がする。体力がないのかなぁ。

新聞によるとフロリダ州のオーランドでまた悲劇が。2歳の子供がディズニーワールドの沼で親が目を離した隙にワニに襲われて沼に引きずりこまれて溺死。可愛そうに。

人から聞いた話だが、モデルのローラがケンタッキー州ルイビルに来ているらしい。送ってもらった写真から彼女のインスタグラムを辿ったら、確かに滞在しているようだ。CMやってるジム・ビームの蒸留所絡みでの撮影か。

会ってみたかったなぁ。どこのホテルに泊まるんだろう、とかどこで食事するんだろう?とか気になる。

2016年6月15日(水) イチローの最多安打に関して、私的考察

どれだけ日本で話題になったかわからないけど、今日もイチローがヒットを打った。結果的に日米で合計のヒット数がピート・ローズのそれを上回ったらしい。

日米のヒット数が、というところが焦点となっているみたいだけど、日本人ながら私感を述べるとあくまでも参考記録かな、と思う。別にアメリカに肩を持つわけでもなく、ただ単に比べようがないからだ。

ピート・ローズがイチローがマイナーだの高校時代のヒットの数を入れていると主張するが、それは的ハズレ。特にタフィー・ローズの話を例にあげていたが、そもそも彼が現役の時日本に来ても、多少レベルが低かろうとも言葉の問題も含め日本の環境に対応出来たかどうかはわからないからだ。

同じ理由で日本の野球がMLBと変わらない、というのもちょっと違うと思う。選手層の厚さ、スケジュールと移動の厳しさは日本の野球の比ではない。

贔屓目なしに、さらに批判されることを覚悟の上で言えば、MLBのがきつく、したがって何年もやって行くのは例え英語が出来たとしても大変だと思う。

確実に言えるイチローのすごい所はむしろ日本でもアメリカでもそのスポーツに適応出来たこと。その点において今日達成した数字は評価されるべきだが、世界の記録として最多安打かどうか、となると比較しようがないからどうとも言えないのでは、と考えるざるをえない。

サイエンスの世界でも何を比較の対象(=コントロール群)というするのは大変気を遣う。例えばコントロール群のネズミがトリートメント群のネズミと年齢や性別、環境、遺伝子的な要素(ねずみの種類とか親が一緒とか)が違うと、厳密にトリートメント効果の検証を出来ないからからだ。

同様に野球の場合、ぐちゃぐちゃ言えば年代の違いから医学の発達状況とか、投手の質やら、ボールやバットの質、環境の違いも考慮しないと同じMLBでも公平な比較とは言えない。

それらを差し引いてもまぁ、同じ土壌でやったんだから比較の対象にしましょう、というのが例えばMLB歴代のヒット数となる。これを日本のリーグでやったことも同じにしましょう、とすると比較にあたって数字の大小そのものよりも各々が行った試験(=試合)環境が違いの方が結果に大きく影響してしまうだろうから、統計的に有意な違いを見つけることは無理がありますよね、というのがぼくの主張の本線である。

つまりバッティングコーチのバリー・ボンズが言う「彼のように才能のあるやつはすぐにアメリカに来い、そしてMLBで記録を積み上げろ」というのは非常に本質を付いている指摘である。

それでもMLBのHPはイチローの記録に対し以下の動画を作成してくれている。これで十分彼らがイチローに対して多いに敬意を払っていることを垣間見れるのでは?

一方でアメリカでは記録を認める、認めないとか、どっちがすごい、とか言った日本でのくだらない論調はもう辞めませんか?

2016年6月14日(火) 米大学における留学生のカンニング

ちょっと前の記事になるが、WSJで気になる記事があった。

Foreign Students Seen Cheating More Than Domestic Ones
(アメリカ人学生より留学生にカンニングが多くみられる)

ざっと内容を言うと、留学生の割合からも推測できるように中国人とインド人のカンニングがひどいようだ。例えば記事の中に以下のようなデータが出ている。

各大学のカンニング発覚率(アメリカ人学生と留学生の比較)

カンニング発覚率

言葉の問題だとか、教育のプレッシャーがすごくていい成績を取るために捕まらなければやってもいいという風潮があるとか、書かれている。言葉のストレスはわかるが、残念ながら理由にはならない。

一方で珍しく記事は秀逸なことにビザの維持について言及し、留学生の停学はイコール帰国になることを指摘している。大学側はout-of-state費用も含めて学費を全額収めてくれる留学生はおいしい収入源で減らしたくない意向があり、教授側は申し出ても学内に抵抗勢力があるようだとコメントしている。

またビザを失いそうになっても中国系アメリカ人(と思われる)弁護士が転校することで維持できるようビジネスをしている(費用3000ドル、自分でやるなら0ドル)紹介もある。

この記事は一方的か、というとそうではなくバランスが取れていると思う。留学生のカンニングが発見しやすい理由として、普段下手な英語がテストやレポートで突然よくなると、教師は不思議に思ってほかの生徒よりも注意を注ぐ、というのはもっともな理由であろう。自分が学生の時、そう思われるのが嫌で自分が書いたものをアメリカ人に文法チェックしてもらわずにそのまま先生に提出していたが、それはそれで読みづらい、と文句を言われたものだ(笑)。ましてやネットにはレポートなんかは腐るほどネットに転がっていて、内容や長さによって値段も決められている。そもそもカンニングが見つかるのは運の良しあしと言っても過言でないだろう。

教えている現状から言うと、アメリカ人だってカンニングや盗作をする。ただ2つの理由があって確信犯のときと、本当にそれが罪だと思ってなくなぜそれが悪いのかわからないときがある。後者の場合、恐らく高校ぐらいから大学に入ってまでの教育が重要で、いかに理解してもらうことが大事だと思う。現状を見る限り、うちの大学はもっとこの教育に時間を使ってもいいんじゃないかな、と個人的には考える。日本だって他山の火事ではないでしょ?

基本この世界は性善説は通用しないのが、日本人としてはつらいところ。

2016年6月13日(月) オーランドのナイトクラブ銃撃事件の記事

今日のWSJは予想通りオーランドのナイトクラブの記事の特集でした。かなりこと細かく状況が書かれて庵、一体1日でどこまで調べ上げるんだろう、とその取材力に関心しました。

アメリカの銃撃事件でも死者数から史上最悪だとのこと。社説でもアメリカで生まれたいわゆるHome-grown(国産)のテロに対してどう対応していくか、大統領選にも大きな影響を与えるだろうと大々的に書いてあります。

【社説】フロリダ銃乱射は米国へのジハード

銃の規制がどうのこうの、とも書いてありますが、根本的な解決ではないですよね。多様性が認めることが大前提のアメリカの行く末がどうなるか、しばらくここに身を置く人間としては非常に気がかかりです。

2016年6月12日(日) ウォール・ストリート・ジャーナルでチキンカツが特集されてた

週末版のWSJを開くと、あるサンフランシスコのシェフのレシピに目が言った。読むとおもいっきりチーズ入りのチキンカツだった。

Sylvan Mishima Brackett’s Recipe for Cheese-Stuffed Chicken Katsu

ログインしていないブラウザでも読めたので誰でも読めると思う。英語でもCutletと言ってカツに近いんだけど、どちらが最初だろうか?ともかくチーズが入ったチキンカツが紹介されていた。

チキンカツ

京都で生まれカルフォルニアで育ったサルヴァンさんは、サンフランシスコでRintaroというレストランを2年前に開いていたらしい。焼き鳥を扱っているようだが、胸肉が余るらしい。それでこれを作ったとのこと。

レシピは上のサイトを確認下さい。作ってみないとわからないけど、日本人の口にも合いそう。

2016年6月11日(土) ラニちゃん3着@ベルモントステークス

今日はベルモントステークスの日でした。時間を確認し、レースの前にTVの前に座りました。今回は13頭が出走、例年よりは出走数が多いようでした。

当初のオッズは20-1でしたが、レース直前に確認すると10-1まで上がっていました。日本語の記事にもなっていた通り、いい練習が出来ていたみたいです。

ゲートに入るまでの雄姿を見たかったのですが、どの馬より早々とゲートインさせられたようです。さすが「クレイジーホース」と呼ばれる由縁、他の馬と干渉しないような配慮でしょうか?

と言うことで以下のようなレースでした。


素人目線でも前回よりはいいスタートを切り、距離が長い分余裕を持って集団を追い、最終コーナーでは比較的いい位置につけていたかと思います。それなり末脚を見せ、惜しくも3位入賞となりました。

先行していた馬のスピードが落ちず優勝はなりませんでしたが、途中アナウンサーも「Here comes Lani, on the far outside...」と声高に実況していて見せ場もあり、解説者も言っていたとおりラニちゃんにとっては良いレースだったかと思います。

これで検疫を受け、アラスカ経由で日本に帰国するようですね。2ヶ月ちょっとに渡るアメリカ遠征、ラニちゃんお疲れ様でした。

これからも頑張って。

2016年6月10日(金) モハメッド・アリ追悼

今日ボクシング元ヘビー級チャンピオン、モハメッド・アリのお葬式があったようです。

クリントン大統領を始めたくさんの方が弔辞を述べた後、彼の縁がある、自分にとっても見慣れたルイビル市内を通過してお別れをした後、埋葬されたようです。日本でも報道されてルイビル市内の映像がお茶の間に届いたと察します。

彼がケンタッキー州ルイビル出身なことは知っていました。彼のモハメッド・アリセンターと博物館がそこにあるのも知っていましたが、当時時間がなくて訪れたことはありません。観てはいないですが大昔にアントニオ猪木と対決したのも知っていました。でも他には何も知りませんでした。

今記事を読むと、ずいぶんと人種差別に抗議し、当時は痛い目に遭いながら自分の主張を曲げず権利を勝ち取った人のようです。こんな人とは知らずびっくりしたと同時に自分の不勉強を恥じました。

埋葬前に訪れた縁の土地の映像からどの辺りか容易に想像出来ましたが、あらためて彼の生家の場所を調べると日本語でもすぐに出てきました。

アリ氏の故郷ルイビル、町中に広がる喪失感

案の定ルイビルのダウンタウンの西側で、今でも根強く残る黒人居住地区。東側が再活溌され発展しているのに対し、未だに昼間でも立ち寄るなと言われる地域です。以前私のブログでも人種格差が多い地域として紹介しました。

米国で人種格差が大きい都市にルイビルが

想像するに当時は今以上に格差があったのかも知れません。そんな中で育ち、何度もチャンピオンになり、圧力に屈せず自分の信念を貫く。元々は自分から言い出したようですが、周りからも彼が「The greatest」と賞賛されるのもよくわかりました。

心からのご冥福をお祈りいたします。

2016年6月9日(木) ハーバード大学見学

木曜と金曜はラボを教える必要がないので幾分楽ですが、講義では糖の代謝を色々と話しましたがなかなか1回では難しいようで、時間をかけました。テストではどうでしょう?

まだ写真が残っているのでボストンの話を引っ張ります。短い時間でしたが、ハーバード大学にも立ち寄りました。

自転車やバスならマサチューセッツ・アベニューを使って橋を渡りMIT方向にまっすぐ行くだけですが、使い慣れてある程度時間を読める地下鉄(チャーリーカード持っていたので片道2ドル10セント)で行きました。

ハインズコンベンションセンター駅ーパーク・ストリート駅(乗り換え)ハーバード・スクエア駅

ハーバードへの行き方

どの出口を出てもハーバードに迷わずいけると思います。

ハーバード・スクエア駅を上に出た後

適当な所の門から入ってみました。

ハーバードの門

中はいかにもキャンパスらしいキャンパスがありました。ツアーもやっていました。

緑多いキャンパス

何やら大きな建物にぶち当たりました。図書館だと思います。

ハーバード図書館

近くに創設者の銅像がありました。ハーバードさんだそうです。

ハーバードさん像

MITより落ち着いた感じの、キャンパスらしいキャンパスでした。

ハーバードキャンパスから見る時計台

実は夜会合に出ないといけないので実質滞在時間は30分程度でしたが、雰囲気を味わうことは出来ました。

大学の周りに色々とお店もあり、キャンパスライフは楽しそうでした。

2016年6月8日(水) Natureによるポスドクの給料の話

先週不在だったので、届いていたNatureという雑誌を今日開けたら、こんな記事が目に止まった。

Crunch time

たぶん普通の記事なので、誰でも閲覧することが出来ると思う。自分もポスドクつい最近までしたし、アメリカにいるので事情も少しは理解しているつもりだが、机上の空論だと思う。

しかし今推奨されるポスドクの最低限年俸はUS$47,476というのにびっくりした。ラボやPIにもよるが、自分のはこれよりはるかに低かった。真面目にこの額を出しているPIはよほどお金があるか、お金出さないとポスドクが来ないところだろう。

そもそも長い期間耐えてPh.D.とって大学の先生になり、教授になったとしてもたかだか給料は日本円で億という単位には普通届かない。経済構造的に頭打ちなのに、ボトムアップすることに無理がある。

ポスドクの給料アップする、ということはそもそも教授陣の給料もアップ出来ないとおかしいのだが、そうすると今以上に学生の学費が上がることに賛成する市民はいるだろうか?

また同じPh.D.を持っても教えることを専門とする先生方の不満も上がるだろう。ポスドクに提案されている給料年5万ドルって、普通の州立大学のティーチングプロフェッサーの年俸と変わらないか、むしろいい位ぐらいか?

彼らはあまりリサーチやらないから通常給料も上がらない。ランクが上がっても昇給はたかだか知れている。やってられないと思う一方で、将来不安定なポスドクよりましか、と考えるか。

どちらも嫌ならこのようになること(Ph.D.をとって大学教員になること)を選択しない、というのが一番の手だろう。国力がどうのとか、子供の教育の質がどうの、というキレイ事の前に自分の生活が一番であろうから。

大昔にアスレチックトレーナー(ATC)のことをブログで書いた。自分もその認定というか資格みたいなものを保持しているが、この職業も給料を労働時間で割って時間単価で考えたら、非常に安い。

しかし医師の下にPT(理学療法士)やPA(Physician's Assistant、日本にこの職業はないという認識です)、そしてアスレティックトレーナーという構造を考えると、現在の給料は残念ながら理にかなっている。医師で億もらってる人、いるのかなぁ?

平均は大学教授より高いと思うけど、その下にPTやPAがいて、ATCはさらにその下の階層に位置するから、彼らの給料のボトムアップはやっぱり無理があるのである。彼らの給料に使うお金をプールする人たちは同じように市民。これ以上医療費上がるのも喜んで賛成しないでしょ?

個人的な意見を言えば、最近さらにアスレティックトレーナーは自分で自分の首を締めた。元々は大学の学位をとり、試験を通ればその認定を受けられたが、その組織NATA(National Athletic Trainers' Association)が必要な学位を修士に切りかえた。PTなどとの折り合い、見えの張り合いで、学位のインフレを促したのだ。学ぶ内容、卒業後の給料はほとんど変わらないのに、である。大失策で、取り返しのつかないことをしたと思う。

多くの雇用を保ち、多くの地域に貢献するためには彼らの給料は、例え他と比べて安かったとしても、社会的構造を考えた場合(残念ながら)迎えられるべきなのだ。

経済的投資とリターンを考えた場合、どちらもあまり見合うものではない。それでもやりたい人、やってみたい人がやればいい話だと思う。もちろん自分を磨き、違うスキルを身につけ、もしくは投資を呼び込み、給料アップを狙う。それもそれでいいのではないかと思う。

ただ一般的にポスドクというポジションやATCという職業は本来給料の額ではなく、それをやりたいか、やりたくないか、で本人が納得してやる仕事なんだと思う。少なくとも自分はそう理解して我慢したし、今でもそう考えている。得るものもあれば失われるものもある、それが世の中だと思う。もっとも大学教授はもっとお金もらってもいいと思うけどね。特に日本のそれは安すぎる。

結論として上の記事は「Overtime pay for postdoctoral scientists is welcome — but could mean fewer positions」と書いてある。奴隷のように給料安いのによく働く外国人留学生が減るから、結果、研究能力は落ちて困るラボヘッドが増えるのでは、と個人的に思う。ポジションの数は確かに減るけどアメリカ人にアサインされる数は変わらないだろうから、相対的に留学生が取れるポジションが減るはず。

もっとも勧告があっても、強制があっても、それに従わないPIはきっと多いと思いますけどね。またいい大学、いいラボでは無給ポスドクの数がまた増えちゃうんじゃない?という心配もあります。それでもそのラボに在籍したい。って言われたら断る理由ないはずですし。

因みに上の記事ではnew overtime thresholdという言葉を使って労働時間を定義している。その時間を週40時間としているけど、週40時間しか働かないポスドクいたら普通すぐにクビになるよね?実験やっていたら3日ぐらいで40時間突破するでしょ?

そう、元々普通の人間にしてみたらおかしな世界なんです。それを普通の人の感覚と尺度で推し量ろうとするのに、無理があるのです。

2016年6月7日(火) ハインズコンベンションセンター近くの泊まったホテル(B&B)

夏学期始まり、毎日数時間教えているだけで特に何もないので、ボストンのネタを引っ張ります。

今回宿をとった場所はOasis Guest House | Adams Bed and Breakfastという所です。学会が抑えているホテルが売り切れとなり、他に安いのを探していましたが通常のホテルでは予算オーバー。それでもハインズコンベンションセンターから徒歩圏内で行けるところを探していたら、たまたまここに行き当たりました。

Oasis Guest House | Adams Bed and Breakfast
14 Edgerly Road, Boston, MA 02115

アダムスB&B

場所はバークリー音楽院の裏、比較的静かで落ち着いた所でした。

近くに晩くまで開いているダンキンドーナッツやスタバ、スーパーはホールフーズがあり、便利でした。勿論食事をするところもあって事欠きませんでした。

冷蔵庫代わりに使ったホールフーズ

ホールフーズ

部屋は確かに狭いし、新しい建物ではないですが、ボストンという土地柄を考えたらこんなものかと。以前欧州でもB&Bを利用したことがあるので、そのことを考えれば全く一緒です。

中は清潔だし、朝食もフルブレックファーストではないですが、普通のホテルのコンチネンタルブレックファーストでした。掲示板ではない、と言われて文句があったコーヒーですが、私が行った時はちゃんと提供されていました。

フェンウェイパークはすぐ、野球場も歩いて10分ほどでした。夜中もふらふらしていましたが、明るい所を歩いている分には全く危険を感じませんでした。

橋

池

人に好みがありますが、コストパフォーマンスを考えた場合とてもよかったと思います。

そうそう、スタッフはとても親切で感じが良かったです。

2016年6月6日(月) フェンウェイパークで野球観戦その2

今日から夏学期が始まり、授業を教え始めました。4か月でやった内容を1か月で終わらすという、かなり無茶があるスケジュールです。その分月曜から金曜まで3時間毎日しゃべることに。教えたことがある内容とはいえ、準備する方も大変です。

さて昨日の続き。1回はお互いの投手の立ち上がりが悪く、一体どれだけ試合終了までどれだけ時間がかかるのか?と心配しましたが、2回以降立ち直りそれなりに締まった試合展開になりました。

ナイターに明かりがともった

フェンウェイ灯火

レッドソックス側ではやっぱりビッグパピことオルティスが打席に立つと、ひときわ歓声が大きくなります。

パピ

オルティス

実はエラーがらみで1回に1点を許したものの、ディッキーは5回までノーヒッターを続けていました。この均衡を破ったのがパピ。彼しか当日ディッキーを打てなかった。

実は同じサウスカロライナ大出身で、自分が在籍時、全米大学野球連覇に多大なる貢献をしたジャッキーブラッドリーJr.もボストンのラインアップに入っていて個人的にはすごい応援したのですが、その日は彼の日ではありませんでした。

7回途中では席を立ってお約束の歌、Take Me Out To The Ballgameをみんなで歌いました。

7回裏

試合は3-1でブルージェイズリードで確か8回を迎えると、レッドソックスの投手は上原に交代になりました。

オーロラビジョンの映像

上原投手の紹介

彼が出てきたら、やはりファンは知っていて「こーじー」と応援する声が聞こえました。しかし昨日までの遠征の疲れからか彼もシャープではなく、打者に粘られて球数が増えた挙句、2ランを浴びてしまいました。これにはちょっと残念。

しかし翌日の新聞には上原の登板回数が多すぎるのでは?といった記事が見られ、彼を擁護する論調でした。

残念ながら試合はボストンが負けてしまいましたが、雰囲気は本当に楽しめました。一人で行ったのですが、両隣に座った人たちがよく話しかけてくれ、そちらも会話も楽しめました。また目の前にネットがなく、開けた視界は野球観戦のだいご味をさらに増大させてくれました。

また機会があればMLB観戦に行きたいな、と思います。

動画:上原投球練習中

2016年6月5日(日) フェンウェイパークで野球観戦その1

天候がどうにか持ったので、6/3の夜、野球観戦に行きました。ボストンと言えばレッドソックスの試合です。相手はブルージェイズでした。チケットはredsox.comから前日夜でも普通に買うことが出来ました。

ハインズコンベンションセンターの近くに泊まっていたので、当日はそこから歩いて行きました(10分くらい)。ホテルはバークリー音楽大学のすぐ近くですが、試合前になるとぞろぞろレッドソックスファンが歩いているので、それについていけば問題なく野球場であるフェンウェイパークにたどり着きます。

ウィルコールでチケットを受け取り、セキュリティーチェックを通って球場の中に入りました。バッグは検査後持って入れますが、ない方が早く簡単に中に入れます。入ると子供が楽しめるようなコーナーがたくさんありました。こういう催し物は日本でも取り入るべきかと思います。

フェンウェイ入口

一方で売店は日本並にどれも高いです。お金がないときは夕飯を済ませてから来ましょう。とはいえ、お土産用のヘルメットに入ったポップコーンを買うかどうかは最後まで迷った。

フェンウェイ入口

電光掲示板。試合前なので外野席はまだ埋まっていない。

フェンウェイ電光掲示板

まずは外野でブルペンをのぞいてみました。まだ誰も入っていませんでした。

フェンウェイのブルペン

今日の先発はブルージェイズがディッキー、レッドソックスがプライスとエースのぶつかり合いで見応えばっちりです。

ディッキーの練習。近くで見たとき彼のナックルは(当たり前だが)キャッチボールでもすごく揺れていた。

ディッキー

プライス、試合中。今晩は制球に苦しんでいで球数が多かった。

プライス

ということで、アメリカ生活17年目にして初めてのMLB観戦は始まりました。明日に続く。

2016年6月4日(土) ダウンタウンからボストン空港へ、帰途に着く

無事ルイジアナに戻ってきました。朝荷物を整えチェックアウト。8時からあったセミナーに参加し、9時ごろコンベンションセンターを出ました。

たぶん6月1日から空港とコンベンションセンターの間のシャトルバスが7ドル50セント(有効なMBTAカードを持っていても3ドルかかる)に値上がったので、帰りも電車で空港に向かいました。行きはシルバーライン(SL1)を使いましたが、帰りはグリーンラインでガバメントセンター乗り換え、ブルーラインのエアポート駅に出ました。駅の外出ると空港は目の前、シャトルバスが出てすぐの所に乗り付けていました(もちろん無料)。

ボストン空港への行き方

あとは自分の乗る航空会社の所で降りて、チェックインしました。友人から不評を聞かされていたセキュリティーチェックの列も土曜日だったためかそれほど長くなく、10時過ぎにはスムーズに中に入れました。こんなに余裕ならあと30分くらいダウンタウンでお茶すればよかったと思うぐらい。

自分の飛行機が来るゲートで待っていたのですが、お腹がすいたので昼食を買うことに。そのためにコンコースを歩いているとわかったことがあった。自分の待っているゲートでの席は以下のようであった。

ボストン空港内

空港で普通に見られる席で足元に電源があり何も文句はなかったのだが、サンフランシスコ行きのゲート付近で以下のような光景を目にしてびっくりした。

コンピュータのせて仕事を出来るスペース

ボストン空港内のデスク

なぜかゆったりとした皮のシート

ボストン空港内のシート

別にVIP用とかではない、普通の席。スペースを鑑みて大きな飛行機がここに乗り付けるんだろうが、あまりにも差がなくない?サンフランシスコ行きはたまたま?優秀な頭脳(=お金)が集まるシリコンバレーとボストンを結ぶところだけ好待遇なのか、と勘ぐってしまった。これって見苦しい嫉妬だろうか?

この後乗る飛行機が変更になり、さらに3時間弱そのコンコースに滞在する必要が出たので、そこで昼食を食べラップトップを開けて仕事をした(ふり?)ことは言うまでもない。このような空間があることを案内板でも紹介すればいいのにと思う。

ちなみに空港の無料Wifiは45分おきに切れますが、つなぎ直せばいいだけで快適でした。

2016年6月3日(金) ハインズコンベンションセンター近くのシェイクシャック

今回の学会で昼食や夕食をとるところは困ることが全くありませんでした。徒歩圏内に色々なお店があり、予算に応じてたくさんの選択肢がありました。

今日の昼食はたまたま歩いていたら、田舎暮らしでは絶対お目にかかれないシェイクシャックを発見したので、そこで食べることにしました。

Shake Shack
234-236 Newbury Street, Boston, MA 02116

ボストンのシェイクシャック

このようなお店構えです。場所柄、建物の一部で気づかないで通り過ぎてしまうこともあるかも。

ボストンのシェイクシャック外観
ボストンのシェイクシャック外観2

昼前には着いていましたが、それでも並びました。言葉をよく聞くと観光客が多い気がします。

ボストンのシェイクシャックカウンター

店内の席はこんな様子です。

ボストンのシェイクシャック店内

いつも通りシェイクシャックバーガーとポテト、それにレモネードを頼みました。

シェイクバーガー

やっぱりここのハンバーガーは美味しかったです。また来たいな。

2016年6月2日(木) マサチューセッツ工科大学を見学

学会が終わった後、夜のミーティングの前にマサチューセッツ工科大学のキャンパスを見学しに行きました。コンベンションセンター付近から十分に歩いて行ける距離だったのです。

MITへの徒歩経路

ただひたすらマサチューセッツアヴェニューをMIT方面に向かって歩きました。実質橋を渡ってチャールズリバーを超えれば、そこはMITです。

橋の上は風が強かったか、いい眺めだった。

ボストンの川

右手にこんな建物があり、MITについたことがわかる。

MITの建物

中にちょっと入ってみた。

MITの建物内で後光がまぶしい

敷地内の建物、この辺りはうって変わって静かで落ち着いている。

MITの建物を外側から

迷い込んだ建物で写したオブジェクト、数学科の近くだと思う。

建物内のオブジェ

別にツアーに参加したわけでもなく、時間に余裕があったわけでもないので、ちょっと散歩しただけですが雰囲気は感じ取れました。おみやげを買うのなら地下鉄(レッドライン、Kendall/MIT駅)出てすぐのCOOP(クープって発音してた)に行くといいようです。

全体的に雰囲気は日本だと東工大って感じかなぁ。無駄が少ない感じ。

キャンパスというよりはビルって感じの建物が多い印象を受けました。

2016年6月1日(水) ボストン・バックベイ地区のトレーダージョーズ

朝日がブラインドの隙間から差し込んできて5時半すぎに起きてしまいました。寝坊するよりいいですが、夜がいつまでもつか心配です。

さて朝1番で口頭発表しました。残念ながら反応が非常に薄く、がっかりです。他の演者にも質問しましたが期待した回答が得られず、がっかりでした。

ACSMの年会久しぶりの参加ですが、自分の分野の仲間を見かけておらず、来ていない感じです。全体の参加者の数といい、内容といい、行く先に不安を覚えました。

もしかしたらこの学会に参加するのは今年が最後かなぁ、と正直思いました。自分が変わったのかも知れません。

さて早速ハインズコンベンションセンター前のトレジョに行きました。土地柄か入口は狭く、店舗は地下です。

入口はこんな感じ

ボストンのトレジョ入口

入るとまだボストンストロングのスローガンがありました。

ボストン・ストロング

エスカレーター降りる途中にも、案の定フェンウェイパークの絵がありました。

フェンウェイパークの絵

おまけにヤンキースの試合結果が。当たり前ですがレッドソックスが勝っています。

試合経過

まだ試合は終わっていないようですが、9-2で大量リードです。

レッドソックス勝ってます

ちなみに売り場面積は今まで見た中で一番狭いのではないでしょうか?お約束の無料コーヒーもみかけませんでした。レジに並ぶも並ぶスペースがなく、売り場にまで列が伸びていてさらに売り場面積を狭くしていました。天井も低く、もし何かあったらどうやって脱出すればいいか、ちょっと考えさせられました。非常口ってエスカレーター以外にあるのかなぁ。

お土産にお約束のエコバッグを買いました。なぜかワシントンDCのそれも売っていたので、そちらも購入。

しかし集まったエコバッグはこれで何都市目だろう?

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