アパートの前で水道工事のために土を掘り起こしているためか、動物たちがびっくりして人目のつくところに出てきてしまってます。今日もアパートの郵便受けの横で野うさぎに遭遇しました。

携帯電話でのカメラでたいした望遠もなく、しかも周りが暗くなったのでかなり近づいたのですが、おとなしく写真に収まってくれました。

昨日の続きです。

立派な階段を上がって建物に入ると（入り口は後ろ側）、空調が整備され、監視カメラのついた部屋に、リンカーンの生家はありました。あまりにも小さくてびっくりしました。

生家だけでなく、この生家を囲む神殿みたいな建物も築100年以上とのことですが、メンテが効いていてとてもきれいでした。

次にここの農場の名前（Sinking Spring Farm）の由来となった泉（Sinking Spring）に足を運びました。神殿風の建物の階段脇にあります。まずは以下のような階段を少し下りていきます。



すると以下のような泉がありました。まだ水が湧いていました。



少しまわりを散歩した後、最後に今回の建物をもう一度とりました。なんかアメリカらしい絵です。



ここから1時間程度の距離にある、世界遺産でもあるマンモスケイブとセットで訪れるのなら、遠方からでも十分に観光に来られる価値があるかと思います。

日曜日は休みをとってリンカーン生誕の地を訪れました。ルイビルからは車でI-65でナッシュビル方面に向かって1時間ぐらい。自分のアパートが市の東側なので、ルイビルを抜けるのに20分程度かかってしまうので、合計1時間半ぐらいの道のりでした。

リンカーンが生まれた場所はケンタッキー州のHodgenvilleという小さな町にあります。I-65の出口は91でElizabethtownでした。

そこからKY 61 (Lincoln Parkway)というとうもろこし畑を除いて周りに何もない道を13マイルほど進み、ようやく左にマック、右にハーディーズがある交差点を右折（US 31E）、それから1マイルちょっと走ると右側にその場所は見えてきました。

Abraham Lincoln Birthplace - National Park Service

一応国立歴史公園となっており、国が管理してるみたいです。



あまり大きくない駐車場に車をとめ、ビジターセンターに立ち寄ると案内員もいて、説明をしてくれるようです。まずはその建物内にある、リンカーンの生い立ちの展示を見学しました。お父さんが農場を手に入れたのはいいけど、その所有証が偽物だったためあとで裁判で負けて失い、引越しを余儀なくされるなど苦労がたえなかったようです。

外に戻り、彼が生まれたという建物に向かいました。するとこんな田舎に、以下のような立派な大きな建造物が目に入ります。



手前の階段を上って、小屋に向かいました。

長くなったので明日に続く。

早くも母を亡くしてから半年が経った。あらためて血液データなどを見てみると、苦しい思いはしたが抗がん剤はほとんど効いていないように思える。担当医から「（抗がん剤が）効いていなければこれほど長く持たなかった（発見後約1年半）と思いますよ」と言われたが、はっきり言って耳を疑った。根拠が全くないからだ。

母が全く同じ症状で薬を飲んだときと飲んでいないときを比べれば効果の有無を確認出来るが、それは現実無理な話し。他人や一般的な平均と比較しても、症状や年齢などがまちまちで比較対象となるコントロールとはならない。

そもそも治療の段階でとったCTなどの画像を見ても一度も癌が縮小したことはなく、「癌はあまり大きくなっていないように見える」と言われても、それが薬のせいなのか、それとも母のもともとの免疫機構のお陰なのかは知る由もない。わかってはいたが診断して手術できないと判断された時点で、現代医学では手も足もでない病気だったことは間違いない。

久しぶりにpubmedで胆管癌に関する治療などを調べてみた。単語ではcholangiocarcinoma、chemotherapy, bile duct cancer, biliary tumor,biliary adenocarcinoma, hilar cholangiocarcinomaなどを単一、もしくは複合して検索した。結果、臨床では今でもゲムシタビンとシスプラチンの併用の症例報告を多数見ることが出来た。つまり抗がん剤治療に関して言えば2年前と何ら状況が変わっていない、ということらしい。

例えば：

Efficacy of gemcitabine plus platinum agents for biliary tract cancers: a meta-analysis.
Low rate of active treatment of patients with hilar cholangiocarcinoma.

わずかに行われている基礎的な研究だと

1. Synergistic Anticancer Effects of Vorinostat and Epigallocatechin-3-Gallate against HuCC-T1 Human Cholangiocarcinoma Cells.（vorinostatという細胞の遺伝子発現機構を抑制する薬と、EGCGという緑茶に含まれる成分の併用ががん細胞を抑制することに有効と言ってる）
2. Synergistic effects of 5-aminolevulinic acid based photodynamic therapy and celecoxib via oxidative stress in human cholangiocarcinoma cells.（光ダイナミック療法とセレコキブというCox-2阻害剤を併用するとがん細胞に酸化ストレスを与え、その縮小、消失の可能性があるのでは、と言ってる。こっちのがin vitroとin vivoで実験していて、基礎論文っぽい。）

昨日、今日とまた比較的過ごしやすい日が続いています。気温も30℃に届かず、朝晩は涼しいほど。今年の夏はこんな感じで終わってしまいそうな気がします。ルイビルの夏ってこんななの？

今週は実験で忙しくしてました。昨日、ねずみさんを手術して犠牲になってもらい、そのプロジェクトはこれからようやく本格的な実験に移ります。見た目の差ははっきりとしてるんだけど、なぜそうなるか、まだ全くわからず頭が痛い。少しずつ手がかりをヒントに、洗い出していくしかありません。

今週お疲れさま、ということでダウンタウンにあるカフェに行って夜お茶してきました。写真をとるのを忘れたので雰囲気を伝えられませんが、落ち着いたいいところです。本当にコーヒーではなく「お茶」を飲んできました。ルイビルバッツの試合後の花火も少し見ることが出来ましたが、きれいでした。

以下はネットからそのお店の写真抜粋

ルイビルもそうでしたが、東京でも昨日は大雨だったようです。被害があまりないことを祈ります。

さて今日のネタ。州ごとの最悪な食べものの紹介。どうせおいしいものなんだろうと思ってみてみました。

America's 50 Worst Foods by State

ケンタッキー：ホットブラウン


現在のラボの面接に来たとき、レストランに連れていってもらって食べたものがこれ。ウェイトレスに「お勧めのものは」と聞いて注文した。確かにカロリーは高かったけど、おいしかった。

ミシシッピ：パイ


人生を急いでどうする、楽しく生きよう、と教えてくれた州がミシシッピ。肥満率全米ワースト1を常に走るこの州のパイがこれ。1日に摂取すべき脂肪の40％をこれだけで取れるらしいけど、おいしければいいでしょ。

サウスカロライナ：ローカントリー・ボイル


チャールストン付近に行くとlow country cookingというお店や料理教室をしばしば見かける。このあたりの特徴的な料理。スパイスの種類や混ぜ合わせ方に独特のものがあるらしい。でもこのページでの解説、ホームメイドなら不健康でもないよ、と言ってるからおうちで食べましょう。

あなたの州で不健康な食べ物は何でしょう？

先日、ルイビルにはChipotleが少ないことを書いたが、まだまだ他にもある。コロンビアにいるときには通っていたMable slab icecreamもない。さらに最近気づいたのだが、安くてお腹をたんまり満たせるCiCi's Pizzaも見かけない。どこにあるんだろうと調べてみたら、やっぱりなかった。全米35州、ミシシッピのハティスバーグですらあったのに。

CiCi's Pizza

調べると1時間ほどのレキシントンにはあるようだ。でもCiCiのピザを食べにわざわざレキシントン行かないかなぁ。でもないと寂しいのが人情です。

サウスカロライナのコロンビアにいたときには近所にMoe'sだけでなくChipotleもありよく利用してたが、ルイビルに引っ越しをしてからごぶさたであった。調べるとダウンタウンに1件しかないらしく、仕方なくダウンタウンまで食べに行った。

いつも通りBowlを購入。日本語だとTacoライスかな。おいしかったけど、9時過ぎに行ったこともあり、レタスが残ってなかった。肉ばっかりになってしまった。野菜欲しい。

帰り4th Streetをブラブラすると金曜日なのでライブをやっていた。

4th Street Live!

結構人が集まっていた。後から調べるとBrett Eldredgeというカントリー歌手が歌っていたようだ。ちなみにここは夜、公共の場でお酒が提供される代わりに、21歳以上でIDを携帯していないとこのエリアに入れません。良い子は大きくなるまで待ってね。





P.S. さらに調べるとChipotle、年末までには近所に開店するらしい。良かった。

Chipotle plans East End location

かねてからうわさのあったデトロイト市、ついに財政破綻して破産法第9条を裁判所に申請したようだ。

米デトロイト市財政破綻、車海外生産で税収増えず

最近飛行機の乗り換えでデトロイトを使うことが多いんだけど、影響はないんだろうか？

デトロイトのダウンタウンに何度か行ったことあるけど、場所によってはお世辞にも治安がいいとは思えない場所。映画のロボコップでモデルになった場所、と言えば、ピンとくる人もいるかもしれない。

どうにか建て直しが出来るといいんだけど。

月曜日の夜からケネディメモリアルブリッジでの点検や、道拡張のためI-65 southの一車線が閉鎖されたが、通勤時の混雑をみる限り、5分から10分程度の遅れしか出ていない。みんながうまく対応しているのか、それとも想定内だったのか。

朝の時間は大切なのでこれはありがたい。

もっともそれでも混んでいるので、時間はかかってしまうのだが。

ローカルなテレビを見ていなかったので気づかなかったんだけど、ルイビルのダウンタウン北東にある、インディアナとつなぐ高速道路、I-65で大規模な工事が予定されているようです。

Clark Memorial, many downtown Louisville ramps to close during bridge construction

通称スパゲッティージャンクションと呼ばれているところですが（以下の写真参照）、



まずはI-65の橋（上の写真で手前の白い橋）を改修するとか。

I-65 Construction

でいずれこの橋、有料となるとのこと。これじゃ気軽にインディアナ側に渡れなくなるじゃん。困った。

それと平行して行われる工事として、I-64西からI-65南に移動するランプが閉鎖に明日から2016年中頃まで閉鎖されるとのこと。自分の場合、直接朝の通勤に影響与えるわけではないけど、まったくない訳ではなさそう。



また朝の通勤時間が読めなくなりました。明日からどうなるのか、心配です。

Bridge construction forcing homeless from Southern Indiana sites

こちらの人の方が深刻だ。

最近お散歩してると、色々な動物に遭遇します。アパートの周りでも鹿やウサギに遭遇しました。水道管の工事をやっていて地面を掘り返しているためにびっくりして出てきてしまってるのかも知れません。

以下の写真はアパートの周りではないですが、撮影に成功した動物たちです。

鹿、明らかに子供です。


うさぎ、ゴルフの打ちっぱなしの事務所の裏にいました。

おまけ、KYにつられてリンク先を見てしまいました。ケンタッキーじゃないのね。

KYの呪縛から抜け出せ

労働許可証の延長認可が下りた。今回は6月5日に申請を出し、6月7日にテキサスのUSCISに届き、審査後、7月3日に許可が下りて5日に郵送され、8日には自分のアパートに届いていた。自分が応募したものは通常3ヶ月、早くて2ヶ月ぐらいといわれているが、自分の場合約1ヶ月。前回も同じ程度の期間で審査が終わり、許可が下り、カードが発行された。ラッキー、というべきなんだろう。

ソフトバンクがスプリントの買収を完了したとのこと。

ソフトバンク、Sprint買収を完了

早くアメリカでもそこそこの料金で高速度のデータ通信を実現してほしい。そしてここケンタッキーのルイビルでも4GLTEを導入して欲しい。そうしたらまたスプリントに戻ってもいいよ。

アメリカの銀行のほとんどが最低預金額を設け、それより残高が低い場合はお金をとられるのだが、ルイビルにあるPNC BankのVertial Walletというプランはそれがなかった。それだから加入したのに、今年の12月から最低額を設けるようだ。

ほかのプランも最低額があがるとのこと。預金がある人は注意が必要です。預金がたくさんある方はまったく関係ないけど。

There are changes coming in December, 2013
PNC to stop offering free checking accounts, will join most competitors that charge monthly fees

ちなみに昨日、論文のこと書きましたが、そのデータのほとんどが出た場所の写真を添付します。ちらかってる、というお言葉、もっともです。

自分の仕事場

今日は堅い自分の仕事の話。

ルイビルに移って初めて書いた論文が受理され、今日無事オンラインで閲覧が可能となりました。年末母親を見舞うために帰国した際、日本行きの機内で草稿のほとんどを書きあげた、ある意味いわくつきというか、思い出深いペーパーです。だから月並みですが亡き母に捧げます。「英語で読めないよ」と言われるのはわかってますが。

Sato et al. TWEAK promotes exercise intolerance by decreasing skeletal muscle oxidative phosphorylation capacity.

右横のカラムでProvisional PDF (1.5MB)をクリックするとまだ構成前ですが、無料で論文を見ることができます。誰も興味ないでしょうが（笑）、クリックしてくれるとfacebookの「いいね」のように有難いです。

内容は慢性的な炎症を引き起こす物質と、筋代謝の変化の話です。大風呂敷を広げれば、メタボや糖尿病、老化や癌による悪液質につながる原因の（一つとなる）物の性質（の一部）を解明した、ということでしょうか。風呂敷広げすぎか（笑）。

あくまでも無料なので、安心してpdfをダウンロードしてみて下さい。個人的には新しい場所に移ってとりあえず一つ論文を出せたので、少しほっとしています。

今日は久しぶりに土曜日に休みをとってインディアナポリスまででかけました。普通2時間程度で着くのですが、途中アウトレットがあるエディンバラ付近でI-65 northが閉鎖され、迂回を余儀なくされ、さらにその渋滞がひどく、結局その街に着くのに4時間かかってしまいました。行くだけでこんなに疲れたのは初めて。

日本食材店で買い物し、以前行ったことのあるモールをぶらぶら。マイクロソフトの店が開いて盛んに宣伝してたけど、Windows phoneってどうなんでしょ。Windows 8はいまだに使う気になれません。

最後にFood Courtでご飯を食べて帰りました。折角の遠出なのに、移動時間で大分損をしてしまいました。

ご飯を食べたところ


右はイタリアン風のBar、左は高級風な家具のレストレーション・ハードウェア

今日は独立記念日でしたが、あいにく雨がずっと降っていました。特にテロは起きなかったものの、雨で川っぺりでの花火が中止になった模様。それでも一応夜にダウンタウン近くのオハイオ川沿岸に行ってみると、単発ながら花火が上がっていました。



しかし自分のスマホでは完全なパワー不足。ごらんの通りほとんど見えません。個人で打ち上げているのか、花火が打ちあがる間隔もまちまちだし、どこからあがるのもわからない。

それでもしばし花火を鑑賞しました。平和が一番です。

インディアナ州で豚インフルに罹った患者が12人にのぼり、保険局は注意を喚起している模様。

County fair outbreak | Indiana swine flu cases rise to 12

もちろん豚肉を食べて感染するわけではなく、動物にフェイストゥフェイスで肌を合わせないこと、動物の口（というかおそらく粘膜）に手を近づけないこと、動物を触る前、後には石鹸を使ってよく手を洗うことが推奨されてます。人への感染は感染した豚に近ついたときが可能性が高い、というけれど家畜でもいなければ可能性はほとんどないでしょうが。

もうひとつルイビルのニュース。セスナが飛行場近くのゴルフ場に墜落したとのことです。乗っていた4人が病院に収容され、重傷だとか。

Seneca plane crash

でも日本だったらこんなときにゴルフ場開けないと思うけどどうなんだろう？

最近夏だというのに、涼しい日が続いています。テレビではカリフォルニアやネバダなどの砂漠では摂氏50度とか言ってますか、こちらは至って快適です。7月はどうやらこんな気候が続くようです。



ケンタッキーはおろか、以前いたサウスカロライナも涼しい様です。

さてたまたま地元の新聞サイトを見ていたら、飛び込んできた記事。ビヨンセがルイビルで12/2にコンサートするらしい。

The Mrs. Carter Show World Tour Starring BEYONCÉ

今朝から発売とのことだが、行列があったことを伝える記事が。

Beyonce fans rush to buy tickets at Yum Center

実はビヨンセ、と言っても渡辺直美が踊っているところしか想像できないんだけど、実物を見たほうがいいんでしょうかね。